三朝温泉発祥の地 「株湯」と、行く前に知っておきたい大事な話

三朝温泉発祥の地とされる「株湯」は、別名「元湯」とも呼ばれている。

伝説によれば、開湯は平安時代末期の1163年。源頼朝・義経の父にあたる源義朝の家臣であった大久保左馬之祐(さまのすけ)が、源氏の再興を祈願しに三徳山三佛寺に赴いた折に、命を救った白狼が夢枕に立ち、楠の老木から湯が湧き出ていることを教えたという。足湯の前には、その伝説を伝える像がある。

さて。株湯の源泉は51度と高めだが、効能を引き出すため、水で薄めていない。そのおかげで、浴室にはラドンが高度に含まれた蒸気が充満しており、温泉に浸かって暖まり、蒸気を吸って免疫力や自然治癒力を高める「ホルミシス効果」を十分に得ることができるという。

泉質は含放射能-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉、液性はpH7.2の弱酸性、もちろん源泉かけ流しだ。

ちなみに、株湯は2010年の春にリニューアルされ、現在は写真のようにきれいなタイル張りの浴室になっている。ただ、「たまわりの湯」と違って、こちらにはシャワーがない。

三朝温泉では、日帰り客や車中泊旅行者向けに、2つの共同浴場を「湯治場の株湯」、「温泉施設のたまわりの湯」のように区別しているようだ。きちんとシャワーがしたい女性は「たまわりの湯」に行くか、旅館の温泉に行くといい。三朝温泉の宿の中には、「たまわりの湯」と同じ値段で入湯できるところが何軒かある。

「たまわりの湯」の詳細ページはこちら

三朝温泉で日帰り入浴ができるお宿 一覧

ちなみに、リニューアル前の株湯の浴室は、男女の壁を取り払い、無料の足湯として生かされている。

また敷地には「飲泉場」もあり、いずれも無料だ。

ラドン温泉は、飲泉からでも「放射線ホルミシス効果」が得られる。三朝温泉のお湯はミネラルを豊富に含んでおり、飲むと胃粘膜の血液量が増加するとも云われており、味はまろやかで薄い塩分が感じられた。

さて。クルマ旅の旅人にとって、大事な話はここからだ。

株湯には写真のように、10台ほど停められる駐車場があるのだが、幹線道路からドライバー向けの道案内を確認することはできない。

なぜなら、駐車場までの導入路が極めて狭いからだ。

マイカーの場合は、「花屋別館」の向かいにあるこの路地から入り、一直線に進むのがもっとも簡単だが、ハイエースのワイドボディー以上の車両には勧めない。

バスコンやキャブコンはもちろん、クルマの運転にあまり自信がない人は、無理をせず、1時間まで無料、以降30分毎100円(最大24時間1,000円)で利用できる、「三朝温泉多目的駐車場」にクルマを置いて行くほうが無難だろう。

株湯
〒682-0123 鳥取県東伯郡三朝町三朝634-1 電話: 0858-43-3022
●入浴料:おとな300円
●営業時間:火曜日~日曜日 8:00~21:45 月曜日 / 10:00~21:45
●休業日: なし
●営業期間: 通年
※シャンプー・リンスなし

三朝温泉ガイド 目次

温泉地の概要と車中泊事情

入湯レポート一覧

車中泊スポット 一覧

全記事リスト

スポンサードリンク