鹿児島タウンの晩餐は、元祖・黒豚しゃぶしゃぶ店「あぢもり」で決まり!

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「あぢもり」は、黒豚しゃぶしゃぶ発祥の店として、数多くのガイドブックで取り上げられているのだが、実は地元のタクシーの運転手に「黒豚のおすすめ店は?」と聞くと、10人中9人がやはり「あぢもり」の名前を挙げるという。

これは筆者も実際に体験している話だが、「激戦地区」と云える鹿児島の中心部にありながら、今もなお「走る旅先案内人」からそれだけ贔屓にされるというのは、「元祖」以外に、何か理由があるからに他なるまい。

さて。「あぢもり」の看板メニューは、店で「黒しゃぶ」と呼ばれている、この「スープしゃぶしゃぶ」だ。

スープがたぎってきたら、バラ肉の花をすべて中へ投入し、まずは、肉だけをそのまま頂く。

秘伝のスープが黒豚特有の脂身の甘さを引出し、バラ肉の美味さを教えてくれる。

ほとんどのお客は「ポン酢でもゴマダレでもない」意表を突かれたその食べ方に感激するわけだが、もしこれが初めて食べる黒豚だったら、この段階でテンションがマックスまであがるかもしれない(笑)。

だが、「あぢもり」の真骨頂はここからだ。

1回目のしゃぶしゃぶを食べ終わったら、今度は器に卵を割り入れ、シャカシャカする。

そこに少しスープを注いで混ぜ、残りのロース肉をしゃぶしゃぶしてから、それにつけて頂く。

卵が入ることで肉にスープがよく絡み、今度は赤身の旨味が感じられるという算段だ。さすがは戦上手の薩人、「理詰め」の攻めには恐れ入った!(笑)。

確かに、この「すき焼き」と「しゃぶしゃぶ」を掛け合せた食べ方は、新鮮で美味しい。

だがお値段も「維新コース」1人前が4,320円(税込・サービス料別)となかなかのもの。

要はコスパをどう考えるかだが、丁寧に給仕してくれる女中さんの気配りを加味すれば、けして悪くない。

「ちょっとくらい奮発して、たまには嫁さんに美味いもんでも食わしたろっ」という優しい想いには、十分こたえてくれる店だろう。

メニューと詳しいアクセスは、黒豚料理「あぢもり」公式サイトでご確認を。

確かにここは、評判に偽りなしの店だった。

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