車中泊(キャンピングカー)で温泉旅  大分県 長湯温泉

車中泊で大分県の長湯温泉を旅したい人に向けた情報発信サイトです。
■ホーム
■車中泊でクルマ旅トップ
■オフィシャル・ブログ
■お問い合わせ
オートパッカー
 
 
ブログでは、この記事がよく読まれています。
車中泊(キャンピングカー)の温泉旅事情
温泉クルマ旅でもっとも大事なのは「居心地」
「居心地のいい温泉地」と呼べる5つの条件
温泉旅と温泉巡りは「別物」
車中泊で行く、温泉&クルマ旅の基礎知識
温泉の基本
■温泉とは…
■源泉掛け流しとは…
■pHとは…
■「湯あたり」とは…
■「温泉分析書」とは…
 
 
 
 

長湯温泉には、「日本一の炭酸泉」にまつわる面白い話がある。

日本一とは大きく出たものだが、確かに長湯のお湯が、世界でも類を見ない炭酸濃度の高さと効能を持っているのは事実のようだ。「日本一の炭酸泉」というのは、まんざら嘘ではあるまい。

ただし見出しにこう書いてしまうと、温泉マニアを自称する人達からは、「日本一の炭酸泉は七里田温泉では?」と話の腰を折られてしまいかねない(笑)。
だが、この先の話を読めば、そんな上辺だけの知識で温泉を語ろうとすることが、きっと愚かであることに気がつくはずだ。
 
炭酸泉
 
さて。意外なことに、長湯温泉で最初に「日本一の炭酸泉」というキャッチフレーズを使ったのは、観光協会ではなく、入浴剤バブでお馴染みの「花王」であった。
命名の理由は、炭酸が抜けやすい高温泉でありながら、多量の炭酸が湯船に残っていることによるそうだが、日本一という表現はあくまで花王の「主観」であって、炭酸濃度などの客観的な指標に基づくものではなかった。
だが、この「主観」による日本一の表現が、20年後に大きな論争を巻き起こすことになる。
 
 
 
 
源泉かけ流し
 

もともと長湯温泉は、1978年に国民保養温泉地に指定された由緒ある温泉地だが、1988年に花王が公表した「日本一の炭酸泉」の話を契機に、温泉療養の本場ドイツとの人材・文化交流を重ね、独自性の高い保養温泉地を育んでいく。その資金に竹下内閣が打ち出した「ふるさと創生事業」の1億円が使われたというのもいい話だと思う。そして2006年には、九州初の源泉かけ流し宣言を行い、町ぐるみで高品質な温泉イメージの確立に向けた取り組みを加速しつつあった。

だがその翌年、 「日本一の炭酸泉」と謳っていることに対し、「根拠が不明確である」として大分県から行政指導を受け、その表現を差し止められてしまう。
 
長湯温泉が素晴らしかったのは、そこからの「切り返し」だ。
「日本一の炭酸泉」の意味を改めて熟考し、「日本一の炭酸泉を有する温泉地」としてのありようを、「宣言」というかたちにまとめ、見事その称号を取り戻すことに成功した。
振り返れば、1988年の段階で「花王」は長湯温泉の「温泉町としての姿勢」に、日本一の称号を与えていたのかもしれない。先祖代々の資源を大切にし、訪れたお客には「おもてなし」の心を忘れない。町の人々が当たり前と思っていたことに、「日本一」の折り紙が付けば、自信と誇りが根付き、より高いレベルに行こうとする意欲が自然に生まれる。

誰のための日本一なのか… 
今の時代に「泉質」だけで勝負ができるほど、観光業界は甘くない。長湯のように小さな温泉地に求められているのは、アットホームな「町ぐるみの癒やし」なのだろう。

 
 
車中泊の旅人にとって、町の中心に道の駅があり、有名なラムネ温泉館・御前湯(ごぜんゆ)・万象の湯の他に、長生湯(ちょうせいとう)・天満湯(てんまんゆ)・ながの湯などの格安な立ち寄り湯が揃う長湯温泉は、このうえない旅のオアシスだ。
しかも、そのどこへもタオル片手に歩いて行ける。また温泉街には、気取った割烹やネオンがギラつく酒場のかわりに、なんと「お弁当屋」さんが軒を並べているのだ。
ひとことでいえば、「お金の使い方で客を分け隔てせず、皆を気持よく受け入れてくれる」。
そんな空気がここには在る。
 
 
 
 
長湯温泉の名湯・秘湯
 
ガニ湯
ガニ湯

長湯温泉の「名物湯」。芹川の川原にある無料の混浴露天風呂で、橋の下に一応の脱衣所はあるものの囲いははなく、周辺の道路や旅館からは丸見えだ。おかげで歩く人は、目からも「ほっこり感」が味わえる。ただしお湯はぬるめで、実際に入るのは難しそう。水着着用可なので、夏場は子供連れで賑わうのだろう。

 

七里田温泉館

TVチャンピオンで全国の温泉通の頂点に立った郡司勇氏が、「日本一の炭酸泉はどこかと聞いたら、多くの人はこの湯を挙げるであろう。」と評した七里田温泉「下湯(温泉共同浴場)」は、確かに一度入湯すると、その心地良さが忘れられなくなる温泉だ。同じ炭酸泉で全国区の

<続きを読む>
七里田温泉館
 

ラムネ温泉館

さすがは大正6年(1917年)創業の老舗「大丸旅館」の外湯だけあって、外観のデザインからインテリア、またサービスにおいても、他の公共温泉とはひと味違う垢抜けた印象を与えてくれる。にもかかわらず、レトロな長湯温泉の景観に妙に溶け込んでいるのだから、いっそう

<続きを読む>
ラムネ温泉館
 

長湯温泉療養文化館 御前湯

古文書によると、長湯温泉は8世紀までその歴史を遡ることができる古い湯治場だが、入湯施設が整い始めたのは江戸時代になってからのこと。宝永3年(1706年)に、この地を治めていた岡藩主・中川候の入湯宿泊の便宜を図るため、温泉を取り込んだ御茶屋が建設された。

<続きを読む>
長湯温泉療養文化館 御前湯
 

大丸旅館

大丸旅館の創業は大正6年(1917年)。
長湯温泉がまだ湯之原(ゆのはら)温泉と呼ばれていた時代に遡る。まもなく100年周年を迎える歴史の中で、この宿には与謝野鉄幹・晶子、大仏次郎、徳富蘇峰、高田力蔵、立松和平等々、実に多くの

<続きを読む>
大丸旅館
 
※このページは、「車中泊(キャンピングカー)で温泉旅」の「九州 大分県・長湯温泉」の<概要と名湯・秘湯>です。
 
長湯温泉 コンテンツ
■概要と名湯・秘湯
■湯めぐりサービスと主な見どころ
■車中泊事情
 
 
 
 
ニセコ温泉
ニセコ温泉郷(北海道)
塩原温泉郷
塩原温泉郷(栃木)
草津温泉
草津温泉(群馬)
諏訪湖
諏訪湖温泉(長野)
奥飛騨温泉郷
奥飛騨温泉郷(岐阜)
城崎温泉
城崎温泉(兵庫)
白浜温泉
白浜温泉(和歌山)
南紀勝浦温泉
勝浦温泉(和歌山)
道後温泉
道後温泉(愛媛)
別府温泉
別府温泉郷(大分)
霧島温泉郷
霧島温泉郷(鹿児島)
 
熱海
温泉レポート
 
サブバッテリー
キャンピングカー
アネックス

 ホーム | サイトマップ | プロフィール | 旅の空から | 車中泊見聞録 | フェイスブック  
写真及び文章の無断転用はご遠慮下さい。  Copyright(C)2016 稲垣朝則 All Rights Reserved.