車中泊で旅する知床半島

車中泊で世界遺産の知床半島を訪ねたレポート&ガイドです。
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稲垣朝則 Tomonori Inagaki
取材で、四季折々の日本をクルマで旅しています。
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結論から書けば… 知床は「面白く感じる人」と「つまらなく感じる人」が極端に分かれるところのようだ。
例えば… ガイドブックに書かれているほど、美味そうに思えるものは数少ない。季節はずれのカニやイクラは、釧路でも網走でも食べられるし、場合によっては、もっと安くて美味しそうに見える演出が凝らされている。また同様に、雑誌で紹介されている美しい光景や野生動物には、「そう簡単には出会えない」のである。
すなわち、知床に「上げ膳据え膳」を期待してくると、残念な思いをするのがオチなのだ。そもそも、手つかずの大自然を後世に残すために世界遺産に登録されているのだから、当たり前といえばそれまでのこと。
悪いのは、正しい認識を伝えていない側にある。
 
生き物や自然の摂理にさほど関心がないという人は、知床横断道路のドライブと、ウトロ側の定番観光地をほどほどに見たら、そのまま泊まることなく通過するのも1つの選択肢だろう。むしろそういう志向の人は、同じ道東でも網走や釧路のような街で長く時間を過ごす方が賢明かもしれない。
逆に、もしできるなら生のヒグマを見てみたいというような人は、数日間この田舎町に滞在し、どっぷりと知床の自然を体感されることをお勧めする。それはココでしか味わえないコンテンツなのだから…
 
柵のない世界で野生との出会いがありうるところ… それが知床だ。
 
 
知床半島の車中泊事情
知床半島には、ウトロと羅臼にそれぞれ道の駅があるが、そこでの車中泊はあまり気持ちの良いものではない。というより、既に羅臼観光協会のホームページには、「羅臼の道の駅駐車場内でのキャンプ・宿泊行為は固くお断りいたします。」という記述がある。
同様に、うとろ・シリエトクでもトイレに下のような張り紙(拡大画像あり)がなされ、利用上の注意が促されている。中には呆れてしまう内容もあるが、書かれる以上はそういう現実があったということだ。実際に僕も2008年には、駐車場でグレータンクの水をそのまま垂れ流すキャンピングカーに遭遇した経験がある。この注意書きだけでなく、人としてのマナーに反する行為が続けば、うとろの道の駅も羅臼と同じことになるのは時間の問題… 残念だが、今のところそれを食い止める有効な手立てがないのもまた事実であろう。
僕がこのサイトをご覧の方にアドバイスできるのは、知床の道の駅で車中泊をするということは、その原因を引き起こしている利用客と「同類」にみなされる可能性が高いということ。

誰かが洗面所で食器洗いをした痕跡が見つかれば、そこで車中泊をしていた人間が一番に疑われるのは致し方のないことである。そういう不埒な輩と混同されたくないと思うのなら、最初からキャンプ場を利用するのが一番だ。特に自炊をするのであればそれが道理だし、幸いにも、知床には幾つかの低料金で利用できるキャンプ場がある。

 
【知床半島の車中泊スポット】 近隣の入浴施設やコインランドリー情報も
※詳細ガイドは有料コンテンツ(ブログ全記事見放題・300円/1ヶ月)ですが、アクセスしただけでは課金されませんので、お気軽にクリックしてみてください。
知床半島にある低料金のキャンプ場
■国立公園 羅臼温泉野営場
■羅臼オートキャンプ場 
■国設知床野営場 
 
知床半島にある道の駅
■道の駅らうす 
■道の駅うとろ・シリエトク 
※道の駅での車中泊に関する関連ページ(初心者は必見です)
 
下の写真は国設知床野営場。サイトの奥の広場はオートキャンプのできるフリーサイトで、おとな一人1泊400円(2010年)。ウトロのホテル街に位置し、日帰り温泉「夕陽台の湯」に隣接している。
 
オートキャンプ
 
【知床半島の日帰り温泉】
 
ウトロ温泉 夕陽台の湯
知床八景のひとつに数えられる夕陽台を望む公共の日帰り温泉施設。主な利用者は、隣接する国設知床野営場に泊まるキャンパーと、道の駅の車中泊客だ。
■詳細ガイドはこちら
※無料でご覧いただけます。
 
羅臼温泉・らうす第一ホテル
内風呂は湯船が2槽。洗い場にはシャワー付カランと立シャワーがあり、シャンプーと石鹸は無料で使える。
ただし夏休みやお祭りなどの繁忙期には日帰り客を断る場合がある。
■詳細ガイドはこちら
※無料でご覧いただけます。
 
※知床の無料露天風呂はこちらを参照
なお、季節によっては温泉博士や、北海道の情報誌Hoに付随の無料温泉クーポン券が使える施設がある。
 
【知床半島のコインランドリー】
 
ウトロ
いわゆる町のコインランドリー屋さんはないが、国設知床野営場などのキャンプ場、また夕陽台の湯や大きなホテルの中にある。
羅臼
羅臼の繁華街に、有限会社ナカムラという名前の店が一軒ある。
目印は羅臼ハイヤーの営業所で、ちょうどその道向かいにあたる。
 
【知床半島のスーパーマーケット】
 
ウトロ、羅臼ともに大型のスーパーマーケットはない。
食料品の調達にはセイコーマートを利用するが、ウトロにはセブンイレブンもある。
 
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その他の北海道の情報はこちらから…
 
 
 
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