白川郷の合掌造りが見学できる施設

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白川郷
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合掌造りは白川郷と五箇山のみに存在している伝統建築物で、その名は屋根が両手を合わせたような形になっていることに由来する。特徴は2本の部材を山形に組み合わせて作るサス構造で、豪雪にも耐えられるよう屋根は60度に近い急勾配となっており、ほぼ正三角形の個性的な形をしている。また当時は釘やカスガイが貴重品であったことから、それらを一切使わずに建てられているのも大きな特徴の1つである。

ちなみに、日本各地に残るサス構造の民家は、屋根裏を物置程度にしか使っていないが、この地域の合掌造りは、養蚕のために広い屋内空間を必要としたことで独自の進化を遂げてきた。具体的には妻面に作られた白い障子窓を通して、充分な光と風を確保し、内部は二層〜五層に造られている。

ちなみに茅葺きの寿命は約50年と云われ、結(ゆい)という相互互助制度によって葺き替え作業が行なわれる。この結の存在が世界遺産選定に大きな影響を与えたという。
 
白川郷
 
合掌造りが見学できる施設
 

合掌ミュージアム(道の駅 白川郷内) 

「合掌ミュージアム」は、道の駅・白川郷の敷地内に設けられた、無料の合掌造りの見学施設だ。旧手塚家の合掌造り民家を屋内に移築し、大胆に解剖展示している。合掌造りの仕組みを詳細に解説している施設はここだけなので、合掌集落に行く前にぜひ立ち寄って見られることをお勧めしたい。

 

野外博物館 合掌造り民家園 

合掌造り民家園は、白川郷の岐阜県重文9棟を含む25棟の合掌造りを保存・公開する博物館で、白川村が合掌造りの建築物・文化の保存のために1971年(昭和46年)に開業した施設である。開業当初の名称は「白川郷合掌村」。その後、「白川郷合掌の里」と改称し、現在の「合掌造り民家園」となった。

 

神田家 

神田家は和田家(現国重文)の次男である和田佐治衛門が分家し、この地に居を構えたのが始まりで、合掌造りは江戸後期に石川県の宮大工により十年の歳月をかけて建造されたと伝えられる。それまでの合掌造りの構造を受け継ぎながらも、新しい技術を取り入れ改良された、完成度の高い作りだそうだ。

 
白川郷 和田家
上記以外にも、荻町集落では和田家と長瀬家が家屋の中を一部有料で一般開放している。
 
 
 
 
※このページは、「クルマで旅する、白川郷・五箇山」の、合掌造りです。
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