四国カルストの見どころと、車中泊事情

愛媛県と高知県の県境に位置する「四国カルスト」は、東西約25キロにまたがって広がる高原地帯で、よく見ると白い石灰岩が、あちこちに顔を覗かせている。

水に溶解しやすい石灰岩は、長い年月をかけて雨や地下水などに侵食され、カルストと呼ばれる独特の地形をつくる。国内では山口県の「秋吉台」が有名だが、「四国カルスト」は、その「秋吉台」と福岡県の「平尾台」とともに、「日本三大カルスト」と呼ばれている。

中心部の姫鶴平(めづるだいら)から五段高原にかけては、ライトグレイの石灰岩がばらまかれたように点在し、牛がのんびり草をはむ牧歌的な雰囲気が漂っている。秋吉台も光景はよく似ているが、こちらのほうが癒しを感じる。

いっぽう、四国カルストの東側にある天狗高原からは、晴れれば石鎚連峰から遠く太平洋まで見渡すことができる。

標高約1400メートルの高台に宿泊施設の天狗荘があり、夏は避暑、秋は雲海や天体観測、また冬はウインタースポーツを楽しむ人がやってくる。

駐車場には、なんと県境のラインが引かれている(笑)。

天狗荘はキャンプ場を併設している。オートキャンプはできないが、料金を支払えば駐車場での車中泊はできそうだ(未確認)。

1泊(税込み) 540円、日帰り 320円
入浴料(税込み):大人(1名)540円/小人(1名)320円
※展望風呂は宿泊客のみ利用可

天狗荘 オフィシャルサイト
☎088-962-3188

なお、姫鶴荘キャンプ場ではオートキャンプが可能だ。

姫鶴荘キャンプ場 オフィシャルサイト
料金は1台500円。コスパはこちらが断然いい。

さて。筆者が初めて「四国カルスト」を訪れたのは2011年のゴールデンウィーク。旅の目的地は、ここからほど近い梼原(ゆすはら)町に残る「坂本龍馬・脱藩の道」を訪ねることだった。

梼原には坂本龍馬ゆかりの旧跡が幾つか残されており、2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」以降、日本中の多くの人が知る町になっている。

写真は韮ヶ峠(にらがとうげ)。今も幕末も、ここが土佐と伊予の境になる。

地図を見れば一目瞭然だが、梼原の市街地から韮ヶ峠まではかなり距離があり、車でも30分はゆうにかかる。そこで同じ行くなら、ついでに四国カルストにも寄ってみようということになった。なお、車中泊は温泉が隣接する「道の駅 ゆすはら」でも可能だ。

坂本龍馬、脱藩の地・梼原 Contents

脱藩の地 梼原

龍馬と同志が躍動する「維新の門群像」

脱藩の道ウォーキング

温泉が併設する「道の駅 ゆすはら」

四国カルストの見どころと、車中泊事情

■坂本龍馬とは…
坂本龍馬のプロフィールを簡単に
■生誕の地 高知
2つの資料館と、桂浜と高知城周辺
■脱藩の地 梼原
脱藩の道と維新の門
■大成の地 長崎
亀山社中、グラバー園、崇福寺など
■終焉の地 京都
御所・東山・祇園界隈に点在する龍馬ゆかりの地
■萩
松下村塾と明倫館
伊豆下田
坂本龍馬、脱藩赦免の地
■神戸
神戸の三宮に残る海軍操練所跡
■霧島温泉郷
龍馬とお龍の新婚旅行先
■下関
馬関とお龍と過ごした「自然堂跡」など
■鞆の浦
いろは丸事件の談判地

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