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「京都に残る坂本龍馬ゆかりの地」をめぐる車中泊の旅 モデル・コースガイド

京都市内

クルマはベッド、移動はタクシー+徒歩。それが京都の車中泊旅

本論の前に、まず京都の車中泊事情から話そう。

ハイシーズンに京都市内を旅する最良の方法は、「マイカーで移動しないこと」。
この時期の京都は、観光客目当てのタクシーと県外からやってくる観光バス、さらに最近は、国籍を問わずレンタカーでやってくる個人旅行客で、普段は混まない道までクルマ・クルマ・クルマの大行列… 

つまり、ここでは「クルマに乗ったが方が負け」だ。マイカーはベッドと割り切り、スニーカーにリュック姿で「街中ハイキング」を楽しもう。

なお、お勧めの車中泊スポットは、初日の最後に紹介する。

「京都に残る坂本龍馬ゆかりの地をめぐる旅」の前提

まず、この旅は「既に坂本龍馬の人生をあらかた知っている」ことが前提になる。

以前に小説か漫画で「龍馬が行く」を読んだことがある、あるいは2010年に放送された「龍馬伝」を見ていたという人なら問題ないが、思いつきで「この機会に坂本龍馬のことが知りたい」というのは、限りなく無理に近い相談だ。

なぜなら、坂本龍馬ゆかりの地とは、すなわち「日本の幕末ゆかりの地」を意味している。人物であれば、西郷隆盛から桂小五郎、勝海舟、また時代背景では尊皇攘夷や、会津の京都守護職そして新選組に至る、幅広い知識のリンクが必要だ。とても「にわか仕立て」で間に合うものではない。

だが言い換えれば、それが分かれば分かるほど、この旅は面白くなる。

もし時間があるなら、大河ドラマ「龍馬伝」を全部観てから出かけても、けして遅くはないと思う。

ざっくり紹介。坂本龍馬はこんな人

また、本気で「京都に残る坂本龍馬ゆかりの地をめぐる」なら、龍馬の命日にあたる11月15日を絡めたスケジュールが理想的だ。

毎年その日は、龍馬が眠る霊山護国神社の境内で、慰霊祭にあたる「龍馬祭」が開催され、来場者には高知県人会から、龍馬の好物であった軍鶏(しゃも)鍋が振る舞われる。

ただそれが休日に当たる年は限られており、「龍馬祭」が見られないからといって「この旅」が色褪せるわけではない。

霊山護国神社の詳細ページはこちら

「京都に残る坂本龍馬ゆかりの地をめぐる旅」の概要

さて。京都市内に残る坂本龍馬ゆかりの地は、以下の大きく3つのエリアに分けられる。

1.東山地区
中岡慎太郎とともに永眠する霊山護国神社と、幕末ミュージアム「霊山歴史館」
2.木屋町地区
暗殺されるまで、龍馬が暮らしていた地域。酢屋、近江屋ほか
3.伏見地区
お龍と出会い、薩長同盟締結直後に伏見奉行所の襲撃を受けた寺田屋ほか

ここでは、それを1泊2日の車中泊で巡るモデル・コースをガイドしよう。

京都に残る坂本龍馬ゆかりの地を巡る旅 モデル・コース

初日

クルマを「キョウテク京阪三条駅パーキング」に停め、まずは徒歩か、京阪電車あるいはタクシーで、龍馬が眠る「霊山護国神社」に参拝し、隣接する「霊山歴史館」を見学してから、木屋町に戻って界隈に残る遺構を散策する。

というのは、木屋町界隈で建物の中が見学できるところは写真の酢屋だけで、後は石碑を探しながら通りを歩くかたちになる。

龍馬が最期を迎えた「近江屋跡」は、なんとあの「かっぱ寿司」になっており、片隅に石碑と見慣れた写真があるだけだ。

しかし案じることはない。幕末ミュージアム「霊山歴史館」には、当時の近江屋を再現した模型や、龍馬を斬ったとされる刀などが展示されており、暗殺に関する様々な情報を得ることができる。

ゆえに筆者は、先に「霊山歴史館」へ足を運ぶことを勧めている。

幕末ミュージアム「霊山歴史館」の詳細ページはこちら 

酢屋に関する詳細ページはこちら

近江屋に関する詳細ページはこちら

なお、木屋町界隈のマップと、さらに細かな見どころは、このページを参考に。

もし時間が余るようなら、錦市場まで足を運ぶと面白い。

四条通の一筋北を東西に走る錦小路通の、約400メートルにわたる区間を占める錦市場には、およそ130の店舗が立ち並び、まさに京都ならではの食材が並ぶ「和食マルシェ」になっている。

錦市場の詳細ページはこちら

アーケードの中には、ランチで「おばんざいバイキング」が食べられる人気の店もあるので、「霊山歴史館」から戻ったら、先に錦市場に出向いて昼食を食べ、それから木屋町に出かけてもいい。

「京・錦 おばん菜ビュッフェ ひなたや」の詳細ページはこちら

さて、この日の車中泊候補地はふたつある。

ひとつは最初にクルマを停めた「キョウテク京阪三条駅パーキング」。ここは京都に車中泊で来たからには、夜は木屋町か先斗町に繰り出して一杯やりたい… という人にお勧めしたい、とっておきの京都「まちなか」車中泊スポットで、1日最大料金設定と公衆トイレ、さらに歩いて行けるところに銭湯もある。

もうひとつは、スーパー銭湯「壬生温泉はなの湯」のコインパーキングだ。

京都市内では唯一ともいえる地元市民向けの入浴施設で、広い駐車場を持ち、平日は700円、土日祝日は800円で利用できる。しかも駐車料金は、入浴すれば6時間まで無料。かつ深夜1時~翌朝9時までは1時間100円で、最大300円となっている。

ということは午後7時以降に来れば、無料サービス中に夜間料金に切り替わり、9時までたった300円で泊まれる。まさに激安!というより、京都市内でいちばん安い有料の車中泊スポットかもしれない。

2日目

クルマで伏見に移動し、まずは寺田屋へ。

1866 年(慶応2年)1月24日午前3時頃、用心棒として長州藩が遣わした三吉慎蔵とともに寺田屋にいた坂本龍馬は、伏見奉行所の幕府役人に襲撃される。

それから先の顛末は、以下のページにとても詳しく書いてある(笑)。

寺田屋の詳細ページはこちら

伏見地区における龍馬観光の留意点は、「龍馬から目を逸らさないこと」だ。

るるぶやまっぷるなどのガイドブックは、鳥羽伏見の戦いの本陣や、秀吉が最後を迎えた伏見城、あるいは伏見稲荷など、「地域割りの見どころ」を盛り込んでくるが、旅行者はロボットではなく生身であって、一度にそんなに多くを見て歩くことはできない。ならば、テーマを絞るほうが良いではないか。

その意味からすると、伏見ではまず寺田屋、そして時間が余るようなら、寺田屋の裏を流れる濠川沿いの桜並木と、龍馬が担ぎ込まれた「薩摩藩伏見屋敷跡」に足を運んでみるくらいでちょうどいい。

あとは龍馬通り商店街か、月桂冠や黄桜の酒造でお土産を見て、「月の蔵人」でいかにも京都っぽいランチを食べれば、十分な満足感と疲労感に満たされるはずだ。

和食の行列店「京の台所 月の蔵人(くらびと)」

その他の伏見の見どころ

月桂冠大倉記念館

キザクラカッパカントリー

伏見夢百衆

伏見界隈の駐車場事情

最後に。寺田屋には無料の駐車場があるが、2台しか停められない。

平日なら少し待てば停められる場合もあるだろうが、前の道はクルマの通行量が多く、長時間待ってることが難しい状況だ。その場合は、この写真方面に100メートルほど進んだ「京橋」の道路向かいに、コインパーキングがある。また県道115号の「京都大橋総合病院」方面にも、何軒かの平面コインパーキングがある。

なお、月桂冠大倉記念館にも10台程度が停められる無料駐車場がある。

 

坂本龍馬、終焉の地・京都 Contents

京都に残る坂本龍馬ゆかりの地を巡る旅 モデル・コースガイド

京都に残る坂本龍馬ゆかりの地 一覧

プロが選ぶ、京都市内観光に適した車中泊スポット7選まとめ 【2018.3更新】

 

■坂本龍馬とは…
坂本龍馬のプロフィールを簡単に
■生誕の地 高知
2つの資料館と、桂浜と高知城周辺
■脱藩の地 梼原
脱藩の道と維新の門
■大成の地 長崎
亀山社中、グラバー園、崇福寺など
■終焉の地 京都
御所・東山・祇園界隈に点在する龍馬ゆかりの地
■萩
松下村塾と明倫館
伊豆下田
坂本龍馬、脱藩赦免の地
■神戸
神戸の三宮に残る海軍操練所跡
■霧島温泉郷
龍馬とお龍の新婚旅行先
■下関
馬関とお龍と過ごした「自然堂跡」など
■鞆の浦
いろは丸事件の談判地

車中泊旅行者がいちばん知りたいのは、 京都市内をクルマを持て余さずに観光する方法

京都を愉快に旅する秘訣

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