松江ならではの城下町散策、「堀川めぐり」を楽しむ秘訣

松江

松江城のお堀の一部は、1611年の築城と同時に造営され、現在もほぼ当時の姿を残している。

思い起こしていただきたいのだが、名城であっても大半の「お堀」は、どこかが埋めたてられ、断続的な「池」の状態になっているはずだ。

つまり城を囲む「お堀」が、つながったまま現存するだけでも特筆に値する。ただ松江城も「完璧」につながっているわけではなく、迂回をすることで何とか周回することができるだけだ。

それ以上に重要なのは、松江は「お堀」と「水郷」と「町割り」がほとんど江戸時代の城下町のまま保たれていること。それがゆえに、城下町研究家にとっても貴重な都市といわれている。

すなわち「堀川めぐり」は、日本に数多ある城下町の中でも、ここ松江でしか体験できない「探訪アトラクション」というわけだ。

それに関する詳しい説明が、以下のオフィシャルサイトに記されている。最低でもここには目を通しておこう。

ぐるっと松江堀川めぐり オフィシャルサイト

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それもあって、クルージングは松江観光のフィナーレにするほうがいいと思う。

まずは「松江歴史館」、それから城下町の「塩見縄手」を経て「松江城」に登城し、「松江全体の基礎知識」を仕込みたい。

そもそもお堀は、鯉を飼うためでもボートを浮かべるためでもなく、城の「防御」のためにある。つまり「正統天守閣」と呼ばれる「松江城」が作られた時代背景を知ることが、しいては「堀川めぐり」への興味に通じる。

なぜなら、松江城下に残された時代の遺構を、歩いて確かめるのは骨が折れる。

ゆえに舟を使うというわけだ(笑)。

「堀川めぐり」に限らず、こうしたプロセスを楽しみながら、日本を再発見するのが「大人の旅」だと筆者は思っている。

いずれにしても「予習」がないと、何を見たとて口から出るのは「ありふれた形容詞」だけになる。頼みの船頭も、そこまで詳しくガイドはしない。

「縁結びの神頼み」のついでにやってくる若い娘ならそれでも構わないが、白髪が目立つ中高年になってもそれでは、乗り合わせた同年代と話した時に、虚しさを覚えるかもしれない。もちろんその逆もあり得るが…(笑)。

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さて、ここからは具体的な利用方法を説明しよう。

冒頭で書いたように、松江観光の理想的な順序は、「松江歴史館」→「塩見縄手」→「松江城」→「堀川めぐり」になる。

マップを見れば分かるが、そうなるとクルマは「松江城大手前広場駐車場」に停めるのが一番ラクだ。この駐車場は普通車300円/1時間未満と安くはないが、堀川遊覧船を利用すれば上限800円までに減免される。

この観光コースは、昼食時間を入れると朝9時から始めても、クルマに戻れるのは2時.3時になる。そのため800円でもけして高くはないと思うが、土日は駐車場代を「ゼロ円」にできる裏技がある。

それが「県庁のおもてなし駐車場」の利用だ。多少歩く距離は増えるが、年金生活にとって800円は大きいだけに(笑)、あえて週末を狙うというのもアリだろう。

「県庁のおもてなし駐車場」の詳細はこのページの最後に掲載されている。

こちらが「大手町広場乗船場」。ここから出る舟には定時便があり、各乗船場にも立ち寄ってくれる。

基本の遊覧コースは所要時間約50分、料金はひとり1230円。

時間がなければ「ふれあい広場乗船場」を発着するぶらっとコース(30分・要予約)で、メインの塩見縄手周辺だけを水上から見るという手もあるが、さすがにコースが短すぎるのと割高なので勧めない。

それとは別に、乗船時間を短縮できる方法はある。

「堀川遊覧船」はその日であれば、途中何回でも乗降が可能だ。筆者たちはカラコロ広場で下船して、旧日本銀行をリノベーションした「カラコロ工房」でティーブレイクを楽しんだ後、再び舟に乗って大手前まで戻ってきた。

ただクルージングの後半は、お堀を離れ、町中を流れる京橋川と米子川の狭い水路を進むため、前半ほどの風情は感じない。

ゆえに「カラコロ広場乗船場」で下船し、そこから駐車場に歩いて戻っても「損」ではないと思う。1230円の価値は、乗船時間の長さではなく満足度にあるはずだ。

 

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