クルマ旅のプロが実践する、ワンランク上の車中泊クルマ旅
このサイトでは、既に車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、20年以上の歳月をかけて培ってきた、オリジナルの車中泊クルマ旅スタイル「Auto-Packer」で、実際に使ってきたグッズとアイデアを紹介しています。![]()
このサイトでは、既に車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、20年以上の歳月をかけて培ってきた、オリジナルの車中泊クルマ旅スタイル「Auto-Packer」で、実際に使ってきたグッズとアイデアを紹介しています。

クルマ旅専門家・稲垣朝則のプロフィール
クルマ旅専門家・稲垣朝則のプロフィールと沿革です。
計算式を知っておくとタメになる。
まずは、旅でも不可欠な携帯電話とデジカメの充電器だが、大まかな目安は以下の通り。
●携帯電話(充電時):15W 程度
●デジタル一眼レフカメラ(充電時):6W程度
これらの充電は、走行中に下のような車載用インバータで充電するのが一番いい。サブバッテリーまでは不要だ。
実際の車中泊でよく利用される家電と稼働時間の計算法
●テレビ:15W程度
●ダブルサイズの電気毛布: 60W程度
●扇風機(サーキュレーター): 30W程度
●1.5合炊飯器 :200W程度
もちろん製品によって個別に消費電力が違うため、これはあくまでも参考数値にしかならない。
ちなみに参考例として、消費電力60Wの電気毛布で計算すると…
105Ahのサブバッテリー1本が満充電の場合、
➀実質的に使える電気容量は
105Ah×0.8×0.8=67.2Ah
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105Ah×0.8×0.8=67.2Ah

車中泊でサブバッテリーを利用する際に、知っておきたい電気の基礎知識
車中泊で利用する、サブバッテリーと電気の基礎知識に関する記述です。
②60Wの消費電力から、家庭の100V時に必要なアンペア数を算出
60W÷100V=0.6A
③それをバッテリーの12Vに換算
0.6A×(100V÷12V)=5A
④105Ahのバッテリーで消費電力60Wの家電が使える時間は
67.2Ah÷5A=13.4h
つまり単品の単純計算なら、13時間半ほど使える計算になる。
ただし、実際の旅では複数の家電を複合して使うことが多いし、サーモスタットのある電気毛布は、暖かくなれば消費電力が下がる。
消費電力の大きな生活家電
●電子レンジ:1000W 程度
●オーブントースター:1000W 程度
●電気ポット:1200W 程度

105Ahのサブバッテリー1本が満充電の場合、
単品なら何とか50分は使える計算になる。帰れば外部充電かソーラー充電のできる人は、週末2日間の旅なら何とかなるだろう。
電子レンジは確かに便利だが、筆者は常設しておらず、必要な時だけ搭載するようにしている。
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