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「布製タイヤすべり止めカバー」 オートソック

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クルマ旅のプロが実践する、ワンランク上の車中泊クルマ旅
このサイトでは、既に車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、20年以上の歳月をかけて培ってきた、オリジナルの車中泊クルマ旅スタイル「Auto-Packer」で、実際に使ってきたグッズとアイデアを紹介しています。

「オートソック」は、タイヤチェーンと全く別物

タイヤチェーンは、素材と形状で幾つかのタイプに分かれているが、通常は「金属型チェーン」か「非金属性チェーン」の素材分類から、製品選びへと進む。

両者の長所・短所を手短に説明すると、「金属型チェーン」は比較的安価で、収納性も高いが、乗り心地が悪い。

いっぽう写真の「非金属性チェーン」は、装着の簡単さと走行時の静かさには優れているが、価格と耐久性で金属型に劣る。

布製タイヤカバーは、タイヤに装着する点では、チェーンと共通しており、「第3の素材」のようにも思えるが、雪道を滑らずに走行できる構造面から捉えると、むしろスタッドレスタイヤに近い製品であるといえそうだ。

その名の通り、タイヤにかぶせるだけなので装着は極めてに簡単。そのうえ、軽くてコンパクトなだけに、車中泊の旅には適していよう。

だが、耐久性と走行スピード、そして何より、高速道路の「チェーン規制」に適合しない場合があるという課題も今は残されている。

魅力はスタッドレスタイヤとの併用

メーカーの宣伝を見ると、ノーマルタイヤとのマッチングを目指しているようだが、むしろこの製品はスタッドレスタイヤの「補助アイテム」として使うのがベターなようだ。

つまりスタッドレスタイヤのグリップ力が衰え、スリップする危険がある時に布製タイヤカバーを履いて、局面を乗り切る。

従来はその役割をタイヤチェーンに委ねていたのだが、ワンポイントで使うだけなら、布製タイヤカバーで十分だろう。

それなら、高速道路の「チェーン規制」もまったく問題にならない。

ちなみに、ノルウェーで開発された「オートソック」は、瞬くうちにその性能が認められ、現在では国内自動車メーカーが純正オプションとして採用している。

布製タイヤカバーは「オートソック」以外にも、同類商品が市場に出回っており、今後はますます選択肢が広がっていくと予測される。

なお、気になる高層道路でのチェーン規制についてだが、JAFの公式サイトには、以下のように記載されている。

近年、自動車メーカーの純正品扱いにもされている布製のタイヤカバー型です。 着脱や収納の手軽さで人気を博していますが、「チェーン規制時には現場係官の指示に従ってください」という注意書きが示す通り、緊急時の脱出用という位置づけから抜け出せていない製品ともいえます。 メリットは軽量コンパクトで着脱しやすく駆動力も高いことです。デメリットは規制に対応できない可能性があることと耐久性です。
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