この道25年の現役クルマ旅専門家が愛用している、車中泊やキャンプはもとより、避難時にも使えるパーソナルユースのネックライトをご紹介します。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊入門ガイド
この記事では、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、既に1000泊を超える車中泊旅行を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、四半世紀に及ぶ経験を元に、日本各地を車中泊でめぐるための「know-how」を紹介しています。
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~ここから本編が始まります。~
フリーハンドで使える、パーソナルユースで手頃な灯り
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車中泊では、深夜トイレに行く際に重宝する。
夜釣りや登山のように、本格的なヘッドライトまでは要らないが、手元と足元を見える程度に照らしたい。
車中泊では、特に深夜にクルマからトイレを往復する時がそうだ。
道の駅やサービスエリアではまず必要ないと思うが、キャンプサイトや無料の駐車場には、場内に灯りがないところもある。
筆者がネックライトを初めて使ったのは、厳冬期の上高地だった。
閉山中の上高地を歩くには、最初と最後に照明を落とした真っ暗な釜トンネルの中を1キロ以上歩く必要があり、そのため手が自由に使える照明器具として、この製品に白羽の矢を立てた。
ネックライトは想像以上に使えるスグレモノだった。
首からかけるだけだが、角度がよく計算されており、ちょうどいい具合に手元と足元に光が当たるよう設計されている。もちろんループは長さが調節できる。
難点は電池の交換法が少々わかりにくいこと。
そのため筆者は、パッケージに書かれたその説明部分だけ切り取り、100均のウレタンポーチにネックライトと一緒に保管している。
ちなみに、ボタン電池はCR2032が2つ必要。こちらも100円で手に入る。
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