ロッジシェルターとダッチと薪ストーブで楽しむ、クラシックな冬キャンプ

アウトドア
クルマ旅のプロが実践する、ワンランク上の車中泊クルマ旅
このサイトでは、既に車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、20年以上の歳月をかけて培ってきた、オリジナルの車中泊クルマ旅スタイル「Auto-Packer」で、実際に使ってきたグッズとアイデアを紹介しています。

これが「昭和」の薪ストーブキャンプ

薪ストーブ キャンプ

筆者が家族とともにテントでキャンプを始めて、既に30余年が過ぎた。

最初は季節を選びながら、子どもたちの成長とともにフィールドの難度を高めて行ったわけだが、彼らが巣立ち、キャンピングカーとなった現在でも、年に一度は「やりたい」と思うのがウインターキャンプだ。

灯油ストーブ

最初の頃は、電源サイトのある高規格オートキャンプ場に行き、「石油ストーブ」と「ホットカーペット」を使っていた。

シェルターの中をストーブで暖め、テントの床にホットカーペットを敷けば、水道が凍るほどの厳冬期でも、全く寒い思いをせずにキャンプは楽しめる。

オートキャンプ

我々は、そんな「モダン・オートキャンプ」の走りにあたる時代にキャンプを覚えた。当時はあのスノーピーク社も、まだリビングシェルすら開発してはいなかった。

代わりに全盛を誇っていたのが、小川のロッジテントだ。

小川テント

当時の小川テントには、薪ストーブが組み込める仕様になったミネルバSWというモデルがあり、ロッジテントの屋根に煙突を突き出し、時折白い煙を出しながら、いいオヤジ達が仲間とキャンプを愉しんでいる姿に憧れた。

トヨタのCMではないが、そんな様子を見て「いつかは薪ストーブ」と思っていたのは、たぶん筆者だけではないだろう。

ミネルバ 薪ストーブキャンプ

それから数年が経ち、SWではないが、今は製造を終了しているミネルバ2と、ホンマの薪ストーブを手に入れた。

さすがにテント泊は卒業し、車中泊になっていたが、この2つがあれば、記憶から消えることのなかった「憧れの親父キャンプ」が可能になる。

ミネルバ 薪ストーブキャンプ

昼間からサイトに陣取り、ダッチオーブンで酒の肴を作りながらチビチビ飲み、眠くなれば、シェルターの片隅に広げたコットの上に寝転んで昼寝をむさぼる。

薪ストーブ 雪中キャンプ

そのうえ雪でも積もろうものなら、気分はまさに「絶好調・最高潮」(笑)。

「車中泊は道の駅でするもの」、逆に「キャンプはテントで寝るもの」と決め込んでいる人もいるが、世の中にはこういう車中泊も存在する。

ちなみに、薪ストーブとダッチオーブンの相性はすこぶる良く、特にオーバルのダッチオーブン「スポーツマン・クッカー」には最適とも云えるコンロになる。

薪ストーブとダッチオーブン

もちろんここにあるダッチオーブンは、マイ・コレクション。一時期は16台も家にあって、床が沈むかと思った(笑)。

スポーツマンクッカー

本来ならその話もゆっくりしたいところだが、今日は先を急ごう。

代わに.HYAKKEIというアウトドア系のウェブサイトに、以前寄稿した記事をリンクしておくので、時間があればぜひ。

薪ストーブ

【関連記事】 薪ストーブとダッチオーブンの「いい関係」

薪ストーブの「買い方」と「セッティング」

ロッジ型シェルター

まずは薪ストーブにお勧めのシェルターだが、今はロッジ型シェルターが極めて少なく、廉価品はこれしか見当たらない。

とはいえ、正統派にはこちらがお勧め(笑)。

続いて薪ストーブは、煙突から煙が逆流しないよう、セットではなく、バラ売りで必要なパーツをそろえる。

注意!

このセットは、筆者のように薪ストーブをセットするには、シェルターと煙突の距離が近すぎて使えない。

また横にパイプを1本足すと、高さが足らず煙がストーブに逆流する恐れがある。ちなみに、煙突の長さの目安は横1:縦2だ。

正しい構成は以下の4パーツの組み合わせ

●時計型薪ストーブ本体

●ポール3本 これを横1本+縦2本の合計3本使用する。

●エビ1個(横と縦のパイプを連結)

●煙突1個

さらに煙突が倒れないよう、パイルドライバーで固定する。

薪ストーブキャンプ

あとはテントが熱で焦げないよう、コンパネで「トンネル」をDIYする。またストーブと直結する横の煙突の高さを水平に調節する「台」も必要だ。
筆者は、ホームセンターで手に入る三脚式のコンパクトチェアの、座面の生地を剥がして台にしている。
なお、メッシュ付きのシェルターを使う時は、ストーブの煙突周りをロープやペグでしっかり固定し、突風などで揺れて当たらないように気をつけよう。当たらなくても近づくだけで溶けてしまう場合がある。
ウインターキャンプ

昨今のキャンプブームのおかげで、現在は様々なキャンプ用薪ストーブも開発されているようだ。時代とともにキャンプもスタイルが変わるのは当り前。

楽天市場のキャンプ用薪ストーブ 特集

筆者たちのキャンプスタイルは、平成の終わりとともに「クラシック」になり、このページはやがて、令和の「古典」になるのだろう(笑)。

必要なものが勢揃い! 楽天市場の「車中泊グッズ」大特集 
タイトルとURLをコピーしました