クルマ旅のプロが実践する、ワンランク上の車中泊クルマ旅
このサイトでは、既に車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、20年以上の歳月をかけて培ってきた、オリジナルの車中泊クルマ旅スタイル「Auto-Packer」で、実際に使ってきたグッズとアイデアを紹介しています。
このサイトでは、既に車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、20年以上の歳月をかけて培ってきた、オリジナルの車中泊クルマ旅スタイル「Auto-Packer」で、実際に使ってきたグッズとアイデアを紹介しています。
これがあれば、車中泊で水割りが飲める。
メーカーやブランドにかかわらず、卓上ポットは「お湯」もしくは麦茶のような「冷たい飲み物」が保温でき、その意味では「ひとつ2役」の車中泊に適したアイテムである。
だが、このサーモス社の製品は「ひとつで3役」をこなしてくれる。
口径が広い設計は、氷を保存する「アイスボックス」にも使えるのだ。
外見は同じようでも、筆者の知る他社の製品には、市販のロックアイスが入らなかった…
ということは、サーモス社は最初からそれを中に入れることを想定した「モノづくり」を行っていたということになる。
たかが氷、されど氷。
しかし、それがあるだけでフィールドで美味いお酒が飲める。
冷たい飲み物が「保冷できる」というのと、冷たい飲み物が「作れる」というのはクーラーボックスと冷蔵庫ほどの違いがある。
本当の「フレキシブル=ひとつ2役」を生み出す発想は、そういう「ユーザー・ファースト」に立脚する機転から生まれるものだと確信した。
実はこの話には続きがある。
筆者が愛用する、そのサーモス・ステンレスポットが、ある日突然「おバカ」になった(笑)。
購入して1年もたたないうちに、お湯も氷もまったく保温ができなくなり、困ってサーモスのお客様コールセンターに問い合わせると、そのポットをサーモスまで送ってほしいと云う。
それから1週間ほどして連絡があった。
送ったポットを分解して調べた結果、内部にサビでできた小さな穴が見つかり、気密性が損なわれているとのこと。
しかしそれは、使用者ではなくメーカー側に責任があるとして、数日後に代替の真新しいポットが我家に届けられた。
永久保証を掲げるスノーピークでは、これまでに同様の対応を受けたことがあるが、サーモスは表立ってそういうことはしていない。
もちろん筆者が何者かも、サーモスは知らなかったはずだ(笑)。
オートパッカー流 車中泊グッズ&アイデア特集
