25年以上の車中泊経験を持つクルマ旅のプロが、車中泊やキャンプで簡単に作れる郷土料理を紹介しています。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊入門ガイド
この記事では、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、既に1000泊を超える車中泊旅行を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、四半世紀に及ぶ経験を元に、日本各地を車中泊でめぐるための「know-how」を紹介しています。
~ここから本編が始まります。~
「食べ歩き」とは一味違う、郷土料理のいただき方
必要なものが勢揃い! 楽天市場の「車中泊グッズ」大特集ソウルフードとは
キャンプでも車中泊でも「旅のご飯」は大事なイベントだ。
同じ野外料理をするにしても、ありきたりのBBQではなく、できれば何か、どこかに変化をつけたいと思うのは誰しもだろう。
その1番のヒントになるのが、ソウルフード。そう「郷土料理」だ。
ソウルフードとは、元々アメリカ南部独特の黒人料理という意味を持つ言葉だが、日本ではそれが転じて、その土地の環境に根ざした食べ物、あるいは郷土料理として使われている。
ソウルフード・クッキングを楽しむ秘訣は2つある。
ひとつは「素材の仕入れ」だ。
新鮮な魚介を求めて直売所や漁協の直営店を周ることで、初めて気づくことは多い。
たとえば、同じ牡蠣でも広島産は粒が小さく、大半は「むき身」で出荷される。
広島の牡蠣の「むき身」を使ったソウルフードと云えば「土手鍋」。なるほどリンクしている話だ(笑)。
もうひとつは、調理の簡単さ。
ご承知の通り、スープカレーは北海道の有名なソウルフードで、札幌市内には何軒もの有名な店がある。
旅の楽しみに「シェフが作るご馳走の食べ歩き」があることを筆者は否定しないし、「車中泊クルマ旅ガイド」では有名店の紹介もしている。
だが、ソウルフードは同時に「家庭料理」でもあって、地方のスーパーに行けば、興味をそそる「ローカルな調味料」に出会うことも多い。
そもそも…
我々は料理人ではなく、車中泊の旅の主たる目的は、ホビーだったりレジャーするわけで、特別な場合を除けば、ご飯は味も見てくれも「そこそこ」であればいい(笑)。
それよりも通常時は、手軽に素早くできることが重要だと思う。
車中泊の旅と合わせて楽しむ、「ソウルフード・クッキング」
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