車中泊向けに乗用車の寝心地を良くする方法

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大人が横になれるクルマなら、車種は不問

この記事は「現在乗っている乗用車で始める車中泊」という観点から書いており、通常の車中泊入門書とは少し中身が違う。

早い話が、何かの刺激を受けて、この週末からでもとりあえずクルマで旅に出かけたい!というような人向けの話である。

目標は「思っていたより眠れた」

クルマのシートの寝心地は、乗り心地に反比例する。

簡単に云うと、乗り心地を追求している乗用車のシートは、横揺れに対するホールド性を高めた構造になっている。

それをフルフラットにしたところで、凸凹が大きく寝心地は悪いのは当然だ。

そして、それを改造なしに快適化するには限度がある。

フリードプラス

すなわちフリードプラスのように、一部の車中泊を想定した乗用車以外のシートは、もともと車中泊に適していない。

つまり最終目標は、「思っていたより眠れた」というあたりに置くほうが、朝起きた時の落胆は少ない(笑)。

問題はフルフラットにならないクルマ

こういうシートアレンジができるクルマは、多くのサイトで紹介されているように、タオルや使っていない座布団などでできるだけ凸凹を埋め、そのうえに下の車中泊マットを敷けば、「思っていたより寝られる」レベルには到達する。

なお、「さらなる快適さ」を求めたければ、以下のページを参考に。

問題はフルフラットにならないクルマだ。

リーフ

写真は日産のリーフだが、フルフラットにならないクルマの多くは、このようにリアに大きなラゲージスペースを有している。

リーフで車中泊

車中泊仕様にするには、そのスペースを写真のように埋めてやればいい。

ポイントはスノコ。

別ページで記載している通り、フルフラットシートでもスノコを使うと飛躍的に平坦性がアップする。

安いし、適度なサイズがなければDIYするのも難しくはない。

また折りたたみ式のコンテナを台にしておけば、普段はたたんでコンパクトに収納しておくことができる。

その上にさきほどのマットを敷けば、こちらも「思っていたより寝られる」レベルには到達する。

もっともこれは基本であって、身長によってはクッションを加えて寝る向きを変えるなど、さらに工夫の上乗せが必要かもしれない。

しかしこの方法を応用すれば、車中泊に使えるクルマの選択肢が広がることは確かだろう。

ただ「思っていたより眠れる」レベルの上乗せは、ほどほどにしておくほうがいい。

この方法は『「避難」のための車中泊』の対応策の域を出るものではなく、筆者が推奨する「ワンランク上の車中泊」は、異なるベクトルの上にある。

つまり進むなら「脱皮」、すなわち車中泊に適したクルマへの乗り換えが必要だ。

最後に。

「運転席をリクライニングして寝る」というのは極力避けたほうがいい。

それは震災のたびにテレビを騒がす「エコノミークラス症候群」を発症するきっかけになるからだ。

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