車中泊旅行歴25年の現役クルマ旅専門家が愛用している、様々なサイズの折りたためるコンテナの活用方法をご紹介。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊入門ガイド
この記事では、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、既に1000泊を超える車中泊旅行を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、四半世紀に及ぶ経験を元に、日本各地を車中泊でめぐるための「know-how」を紹介しています。
~ここから本編が始まります。~
車内でも車外でも大活躍。今は折りたためるコンテナなしの車中泊旅は考えられない…
必要なものが勢揃い! 楽天市場の「車中泊グッズ」大特集車内で使う
云うまでもなくコンテナは、本来はモノを運んだり収納しておくためにある。
だが今は、複数のサイズがあることと、折りたためることで、車中泊時における収納用品の絶対的な地位を築いている(笑)。
そこでまずは100円で手に入る、一番小さなA5サイズの、お勧めの使い道から紹介していこう。
筆者は財布やクルマのキー・スマホ、さらには時計・眼鏡といった貴重品の「保管庫」として使用している。
こうしてまとめて枕元に置いておけば、すぐに取り出せるし、中高年はどこへ置いたか忘れる心配からも開放される(笑)。
また狭い乗用車の車中泊では、ミドルサイズのコンテナを、こうしてトレイと組み合わせることで、ちょっとしたストッカーを兼ねたテーブルになる。
これはいずれもダイソーで販売しており、合わせて300円で購入した。
いっぽうレギュラーサイズのコンテナは、スペースがあるキャンピングカーの中で、カップ麺などの「かさばるけどすぐに使いたいもの」を入れる収納庫として利用している。
同型のものを2つ使えば、積み上げることで専有する床面積を半分にできるのはありがたい。Wizの場合はこうすればテーブル下に移動でき、キッチンをフルに使えるようになる。
この製品はAmazonで購入したが、この値段ならホームセンターで買うのと変わらないし、カラーもよく揃っていてお勧めだ。
なお、使わない時は運転席の後にたたんで収納しておける。
車外で使う
筆者の場合は、バックドアに取り付けたバイクキャリアに載せて、もっぱら「ゴミの持ち帰り」時に活用している。
最近は可燃物のゴミ箱を置いていない道の駅の増えてきており、特に北海道のように長く旅を続ける際には、これができると大いに助かる。
キャンピングカーの中には、ダストボックスをラダーに固定している人もあるが、コンテナはコンパクトにたたむことができるので、必要な時だけ取り付ければいい。
キャンプで使う
同じことはキャンプでも云える。
日本の低料金または無料のキャンプ場では、ゴミ箱のないところが未だに多い。
だがゴミさえクリアできれば、道の駅よりも遥かに自由で快適といえる。
いっぽうそれとは別に、キャンプ場では思いもしない活用法がある。
写真は野良猫やカラスからゴミを守るために「檻」として使っている様子だ。
猫やカラスなどの小動物なら、かぶせて置くだけで十分保管庫としての役割を果たしてくれる。
だが、コイツは手強い。
こともろうか、あのスノーピークのガビングスタンドが、その鋭い歯で噛みちぎられた。北海道では並みのキャンピングギアでは太刀打ちできない。
そこで今はコンテナと重いペグケースでゴミを保管している。
もちろん夜はシェルターに入れるが、いちばん賢明なのは、寝る前にゴミステーションに捨てに行くことだ。
なお今は「檻」にしなくても、フタ付き(別売)タイプが発売されている。
フタがあると、釣り道具などもリアゲートキャリアに積んで運びやすくなる。
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