車中泊旅行歴25年の現役クルマ旅専門家が実際に活用している、車中泊の旅を快適にしてくれるグッズを一挙公開しています。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊入門ガイド
この記事では、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、既に1000泊を超える車中泊旅行を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、四半世紀に及ぶ経験を元に、日本各地を車中泊でめぐるための「know-how」を紹介しています。
~ここから本編が始まります。~
僕らが快適化したいのは、車内とカラダとクルマ旅。
まとめて云うと、「ファイン車中泊旅行グッズ」
筆者はことあるたびに”車中泊は宿泊手段”と語ってきたのだが、それは「快適化」にも当てはまる。
つまり「車中泊」だけを快適にしても、肝心の旅をしている「人間」と、「クルマ旅」そのものが快適化されなければ、「完璧」に近づけないのは当然だ。
確かにグッズの紹介を積み重ねていけば、その3つの要素は気づかぬうちに混ざってくるのだろうが、筆者の真の願いは、”読者にここに書かれた内容を参考にして、自身の目でさらに多くの快適化グッズを見つけてもらう”ことにある。
ゆえにドラマを早送りして見るが如く、「答え」を先に求めたがる若者には、理屈先行で、やぼったく思えるかもしれない。
だが、おじさん世代はこういう”自己発電に通じる概念”が大事だと思っている(笑)。
しかもこの概念は、これまでに”あったようでなかったもの”…
ゆえに”優良と繊細の意味を持つfine”を冠にした、「ファイン車中泊旅行グッズ」というカテゴリーでまとめることにした。
車内を快適化する
車内を快適化してくれるグッズの代表格は、冷房と暖房用品になるだろう。
ただ車中泊で使える冷房用品と暖房用品は、その大半が電化製品であるため、かつてはサブバッテリーシステムを搭載している、キャンピングカーの御用達品だった。
しかし近年は、大容量のリチウム・イオン電池を使うポータブルバッテリーが普及し、乗用車でも容易に使えるようになっている。
とはいえ、車内で電化製品を使うには、少しばかり電気の知識が必要で、それを分かりやすく解説しているのが下の記事だ。
カラダを快適化する
こう書くと、写真のような健康器具を思い浮かべる人も多いと思うが、ここでは総じて体調を整えるのに役立つ商品群を想定している。
ゆえに虫刺されなどに効く薬品や、疲労回復のサプリメントなども含まれる。
クルマ旅を快適化する
確かに今はナビにも早変わりするスマホが、その旗頭であることは間違いない。
しかしスマホさえあれば、簡単にクルマ旅ができると筆者は思っていない。
実際に旅行計画を自ら立てて見れば実感すると思うが、広域エリアをひと目で見られる紙の地図は本当に便利で、ビジュアルから距離感が把握できるし、目的地の近くにどういう施設があるかも瞬時につかめる。
スマホがいくら優れていても、モニターそのものを拡大できない以上、そこは太刀打ちできない。
逆にそれから先は、地図ではなくスマホの独壇場と云えるだろう。
しかし、頼みの綱だったNEXCOもウェブ化を推進しており、今や無料で入手できるのは、この道の駅の「旅案内」と、各地の観光案内所が配布している独自のマップぐらいしかなくなりつつある。
また紙の地図があっても、緻密な旅行計画を練るのは時間がかかる重労働だ。
その時に役立つのがガイドブックだが、車中泊のクルマ旅用に制作された”本当に使えるガイドブック”というのはなかなか見つからないし、ご覧の筆者の著書の中には、そろそろ”賞味期限切れ”が近づいているものもでてきた。
そのため現在は、こういうサイトを用意しているが、ガウディーのサグラダ・ファミリアみたいに、いつ完成できるか、もっと云えば、”本当に完成するのか”さえ分からなくなってきた(笑)。
車中泊のクルマ旅を快適化してくれるアイテム 一覧
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