車中泊キャンプ歴25年の現役のクルマ旅専門家が、愛用している世界最小・最軽量・最コンパクトといわれるギガパワーストーブ「地」をご紹介。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊入門ガイド
この記事では、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、既に1000泊を超える車中泊旅行を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、四半世紀に及ぶ経験を元に、日本各地を車中泊でめぐるための「know-how」を紹介しています。
~ここから本編が始まります。~
狭い車内でも場所を取らない「手のひらサイズ」のガスバーナー
必要なものが勢揃い! 楽天市場の「車中泊グッズ」大特集世界最小・最軽量・最コンパクト
発売から20と余年。
見た目には、発売以来ほとんどどこも何も変わらないこのストーブは、スノーピークが世界に誇る定番の中の定番で、まさに開発当初のクオリティーの高さを物語るアイテムだ。
男心をくすぐるってのは、こういうモノかもしれない。
もともと筆者がこのストーブを買ったのは、渓流に持参するためだった。
写真は奈良県の天川。
大台ケ原に端を発するこの川は、上高地の梓川や高知の仁淀川に匹敵する透明度を誇っている。
そのかわり付近にはコンビニすらなく、食事は自前で用意するしかない。
解禁当初の天川は春というより冬に近く、スープのような温かいモノが欲しくなる。
それから山を少しやるようになり、このストーブは北アルプスでの出番が増えた。
ストーブに固定できる専用のウインドスクリーンがあるのは、実に便利で実際に有効だ。釣りの世界でも知られるスノーピークの初代社長・山井氏の経験が、そこには生きているのだろう。
ちなみに火力は2500kcal。
今時の製品に比べると少し地味かもしれないが、ガスを使い分ければ冬でも十分な火力が得られる。
山だけでなく、スノートレッキングやハイキングを楽しみたいアクティブ派なら、ひとつは持っておきたいお勧めのストーブといえるだろう。
関連グッズもスグレモノ
こちらが本体。イグナイターなしだと1000円ほど安くなる。
できれば風防も一緒に。アウトドアで使うなら必需品だ。
さらに、ガスカートリッジごと収納できるコッヘルがあると重宝する。
リアル・オートキャンプ(車中泊キャンプ)
EcoFlow ポータブル電源 RIVER 2 Pro 大容量 768Wh 70分満充電 リン酸鉄リチウムイオン電池 6倍長寿命 高耐...