車中泊旅行歴25年の現役クルマ旅専門家が、車中泊でもっとも活用している両面焼きのフライパン鍋「ハッピーコールHappycall」をご紹介。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊入門ガイド
この記事では、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、既に1000泊を超える車中泊旅行を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、四半世紀に及ぶ経験を元に、日本各地を車中泊でめぐるための「know-how」を紹介しています。
～ここから本編が始まります。～
「ハッピーコール」は、一度使うと手放せなくなるユーティリティーでポリバレントなフライパン
必要なものが勢揃い！ 楽天市場の「車中泊グッズ」大特集 いためる・焼く・蒸す・煮るの「ひとつ4役」。
「ハッピーコール」と名付けられた、韓国生まれのこの両面焼き圧力フライパンは、使いやすい大きさで、”いためる・焼く・蒸す・煮る”が一台でできるうえに、車内調理の悩みである「臭い」と「汚れ」を軽減してくれる逸品だ。
確かに両面で調理ができるのも利点だが、そういう使い方は「お好み焼き」か「焼き魚」くらいしか思いつかず、さほど旅やキャンプのレシピにはなりにくい。
筆者がこの鍋を買ったのは、友人が牡蠣をこれで蒸すのを目の当たりにしてからだ。
この時は電子レンジも併用したが、圧倒的にハッピーコールのほうが早く殻が開いたのには驚いた。
調理が素早くできる理由は、輻射熱と圧力効果
「ハッピーコール」だと、「ゆで卵」も写真のように僅かな水だけでできてしまう。
さらに衝撃的なのは、パスタを別茹ですることなく、材料と一緒に鍋に入れるだけで作れてしまうこと。
これはダッチオーブンでもできるのだが、これらはすべて「ハッピーコール」の圧力効果によるものらしい。
もちろん本物の圧力鍋には到底敵わないが、上下磁石で密着するため、素材の中まで火が通りやすく熱がよくまわる。
それが調理時間の短縮・カセットガスの節約・洗い物の削減にも功を奏してくれるわけで、まさに車中泊クッカーの「申し子」と呼ぶにふさわしい。
せっかくなので、あわせてレシピも紹介しておこう。
いっぽう、こちらはもっと簡単なイタリア料理のアクアパッツァ。
魔法の粉を使えば、誰でも100％うまくできるので、ぜひお試しを（大笑）。
なお、筆者が使用しているのは「直火用深型 275 x 245 x 75mm」。車中泊やキャンプで使うなら、このサイズが最適だ。
【直火】【公式】HAPPYCOOKER 両面フライパン ブラウン REGULAR 本体×1、シリコンパッキン×2(交換用)、使用...
※使用上の注意
焦げ付きを洗い落とす時に、金属へらや金属タワシなどは使用しないこと。
使うとフッ素コートに傷が付く。熱湯にしばらく浸してから、食器用洗剤でこすり洗うといい。
なお、ハッピーコールにはIH対応とサイズにバリエーションがあるので、関心があれば以下のサイトでもご確認を。
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