車中泊旅行歴25年の現役クルマ旅専門家が、長距離ドライブで凝った首と肩をほぐすために愛用している、「オムロン低周波治療器」をご紹介。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊入門ガイド
この記事では、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、既に1000泊を超える車中泊旅行を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、四半世紀に及ぶ経験を元に、日本各地を車中泊でめぐるための「know-how」を紹介しています。
~ここから本編が始まります。~
コンパクトでよく効くうえに電池式。オムロンのエレパルスは、まさに三拍子揃った車中泊のためのマッサージ機器
ドクターエアは、電気毛布より電気を消費しない省エネのヒット商品。
必要なものが勢揃い! 楽天市場の「車中泊グッズ」大特集車中泊の旅は肩がこる!
車中泊のクルマ旅には、「ロングドライブ」と「ワインディング」が付き物だ。
そこへもってきて、愛車は板バネのハイエース・バンで、加えて寝床も、フランスベッドの敵ではない(笑)。
それでも若い頃は、肩が凝っても翌日には自然回復したが、中高年を迎えて以降、肩こりは持病、というか筆者の「職業病」になってしまった。
考えてみれば、自宅では10時間以上に及ぶパソコン作業、外ではクルマの運転と、起きている時間はひたすら「目から来る疲労」との戦いに明け暮れてきた。
普通、「白内障」というのは還暦をかなり過ぎてから自覚するものだが、筆者は50代後半に既に手術済…
それからも、目の酷使ぶりがうかがえる。
そんな筆者の愛用品のひとつが、コンパクト・パワフル・電池式の三拍子揃ったこの「オムロン低周波治療器」だ。
アマゾンでは、購入者の二人にひとりが最高評価のファイブスターを与えているが、筆者もそれに同感する。
パッドは水洗いできるが、別売もしているので、家族がいれば本体を共用し、それぞれが「マイパッド」を使うこともできる。
低周波治療とは
体に電流を流すことで筋肉を動かし、痛みの緩和や疲労回復、血行の促進などを図るのが低周波治療で、今は鍼灸院でも必ず使うのでご存知の方が多いと思う。
人の神経や筋肉は、低周波の電流が流れると電極付近が収縮し、電流が止まると緩む。これを強制的に繰り返すことで、新鮮な血液が緩んだ時に送り込まれ、代わりに老廃物を含む血液が送り出されるわけだ。
加えて、痛みがある箇所に電流を流すと、「脳に痛みを伝えにくくする」効果もあるという。
実は電気治療の歴史は古く、なんと紀元前(約2500年前)のギリシャに遡る。
当時は魚のシビレエイが放つ電気を利用し、痛風の治療を行っていたらしい。
1700年代には、ベンジャミン・フランクリンが「電気が治療に使える」ことを発見。
日本では、平賀源内が医療用の摩擦発電器「エレキテル」を完成させている。
さらに時代が進み、日本で医学博士・原敏之によって、「ヘルストロン」が開発されたのは1928年。現在は医療機器として、厚生省から認可されている。
ドクターエアは、電気毛布より電気を消費しない省エネのヒット商品。
ちなみにサブバッテリーかポータブルバッテリーがあれば、こういうものも使える。
「ドクターエア」はリーズナブルな家庭用のマッサージシートで、2014年のヒット商品として数多くのメディアに取り上げられた注目製品だっただけに、既にご存知の人は多いと思う。
しかし、筆者が注目したのは別の点だ。
このマッサージシートの消費電力は45.5Wで、電気毛布程度しか電気を使わない。
ただ正直なところ、肩甲骨から首筋が「快感!」に至るまでのパワーはない。
だが、腰と背中をマッサージするにはこれで十分コト足りる。車載用のマッサージシートと思えば、高い満足が得られる製品で、低周波治療器と併用すればかなりラクになるのは事実だ。
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