車中泊旅行歴25年の現役クルマ旅専門家が、車中泊で愛用しているサーモスの卓上ポットをご紹介。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊入門ガイド
この記事では、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、既に1000泊を超える車中泊旅行を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、四半世紀に及ぶ経験を元に、日本各地を車中泊でめぐるための「know-how」を紹介しています。
~ここから本編が始まります。~
サーモスの卓上ポットには、車中泊に潤いをもたらす違いがある。
必要なものが勢揃い! 楽天市場の「車中泊グッズ」大特集アイスボックスにも使える広い口径
リチウムイオン電池を使うサブバッテリーの登場で、気楽に電気ケトルでお湯が沸かせるようになったとはいえ、車中泊では今でも昔ながらの卓上ポットが欠かせない。
加えて卓上ポットは、保冷も効くことを忘れてはいけない。
口径が広いサーモスの卓上ポットは、氷を保存する「アイスボックス」としても使えるのだ。外見は同じようでも、筆者の知る他社の製品には、市販のロックアイスが入らなかった…
ということは、サーモス社は最初からそれを中に入れることを想定した「モノづくり」を行っていたということになる。
たかが氷、されど氷。
しかしそれがあるおかげで、車内やフィールドで小粋なバータイムが愉しめる。
真の「ポリバレント」を生み出す発想は、そういう「ユーザー・ファースト」に立脚する機転から生まれるものだと確信した。
※ポリバレント
サッカーでよく用いられる言葉で、同じポジションでドリブル突破もキラーパスも出せるうえに、ディフェンスにも優れた選手を指していう。
驚きのアフターサービス
実はこの話には続きがある。
筆者が愛用してきた、サーモスの卓上ステンレスポットが、ある日突然「おバカ」になった(笑)。
購入して1年もたたないうちに、お湯も氷もまったく保温ができなくなり、困ってサーモスのお客様コールセンターに問い合わせると、そのポットをサーモスまで送ってほしいと云う。
それから1週間ほどして連絡があった。
送ったポットを分解して調べた結果、内部にサビでできた小さな穴が見つかり、気密性が損なわれているとのこと。
しかしそれは、使用者ではなくメーカー側に責任があるとして、数日後に代替の真新しいポットが我家に届けられた。
永久保証を掲げるスノーピークでは、これまでに同様の対応を受けたことがあるが、サーモスは表立ってそういうことはしていない。
云うまでもないと思うが、以降の筆者の車中泊シーンは、サーモスの製品で彩られている(大笑)。
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