車中泊キャンプ歴25年の現役のクルマ旅専門家が、長年愛用しているトヨトミのレインボーストーブRB-25をキャンプで暖かく使う方法ご紹介。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊入門ガイド
この記事では、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、既に1000泊を超える車中泊旅行を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、四半世紀に及ぶ経験を元に、日本各地を車中泊でめぐるための「know-how」を紹介しています。
~ここから本編が始まります。~
キャンプに適しているのは、手をかざした時に暖かい、ムーンライターと呼ばれる白い外筒
必要なものが勢揃い! 楽天市場の「車中泊グッズ」大特集レインボーストーブの魅力と難点
レインボーストーブの魅力は、その名の通り七色に輝く光を放つ点にある。
これはミラーのようなガラスの外筒に仕掛けがあるのだが、確かに見ていて気持ちが和む。物理的な暖かさよりも、ほんわかした癒やしを感じさせてくれるストーブだ。
【トヨトミ 限定モデル】RL-25M(R) 石油ストーブ 小型 レインボーストーブ おしゃれ 防災 アウトドア キャ...
ただしその代償として、手をかざしても暖かさが感じられない難点がある。
そもそもレインボーストーブは対流式なので、熱を上に向けて放出し、部屋全体を暖かくする仕組みなのだから致し方ない。
それを知ってか知らずか、レインボーストーブをウインターキャンプ用に買ったものの、使いものにならないとオークションで手放したり、お蔵入りさせたままの人がいるようだが、このストーブのクオリティーは、あのスノーピーク社も認めている。
ムーンライターと購入方法
そこで、その難点を5,390円(税込み)で解消する術を紹介しよう。
実はかつてトヨトミストーブには、ML-25ムーンライターと呼ばれる、RB-25レインボーの姉妹機種があった。
両者の違いはご覧のカラス製の外筒で、左の白いムーンライターガラスには遠赤コーティングが施されており、手をかざすと明らかに暖かさが伝わってくる。
しかし、廃盤になった現在はML-25をネットで調べても出てこない。
だが、まだパーツのガラス外筒は存在している。
こちらがレインボーストーブに設置した画像。もちろんあの美しい光は失われるが、これならシェルターの中でも使えなくはない(笑)。
ただし、レインボーストーブに比べて暖かいというだけで、アルパカのようなパワフルな熱さまでは感じられない。
それでもいいなら、以下のページでムーンライターを手に入れよう。
RB-25にジャストフィットするムーンライターのガラス外筒は、RB-20(B)。
※トヨトミに直接確認しているので、ご安心を。
なお現在は、レインボーと遠赤の2重加工が施されたガラス外筒の新製品R25Eが発売されているようだ。この外筒には炎が直接見えることで燃焼状態がすぐに分かるよう、ひし形のデザインが施されている。
ガラス外筒<CL-25E> 商品コード:11001002 価格6,050円(税込み)
赤熱方式のニューモデル
さらに2024年現在は、側面部への暖かさにこだわった赤熱方式の、よりGEAR MISSIONらしい力強い暖かさが感じられるニューモデルが発売されている。
キャンプ用にこれから買うならこちらがお勧めだが、レインボーストーブのなんともいえない癒やし感も捨てがたい(笑)。
【トヨトミ】 GEAR MISSION 赤熱対流形石油ストーブ RR-GER25 オリーブ 日本製 【コンクリート】9畳/【木造...
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