車中泊旅行歴25年の現役クルマ旅専門家が愛用している、THERMOS(サーモス) 真空保温調理器 「シャトルシェフ」と、その活用法をご紹介。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊入門ガイド
この記事では、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、既に1000泊を超える車中泊旅行を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、四半世紀に及ぶ経験を元に、日本各地を車中泊でめぐるための「know-how」を紹介しています。
~ここから本編が始まります。~
「シャトルシェフ」は、煮込み料理だけでなく、ご飯が炊けて保温もできるスグレモノ
必要なものが勢揃い! 楽天市場の「車中泊グッズ」大特集真空保温調理器 「シャトルシェフ」の実力
シャトルシェフは、加熱調理した内鍋を、魔法びんと同じ真空断熱構造の外鍋に入れて保温調理することにより、時間とエネルギーを大幅に節約できる、まさに車中泊のクルマ旅に最適といえるクッカーだ。
保温効力は6時間64℃以上
まず、この魔法の鍋で筆者がもっとも多く食べてきたのは「おでん」。
特に金曜の夜から出かける時は、出発前に煮込んでおけば、2時間程度ならほとんど冷めずにアツアツのままで食べられる。
つまりサービスエリアに到着次第、即晩酌が始められるわけだ(笑)。
そして「おでん」の良いところは、余っても翌日またそのまま食べられること。むしろ一度冷めたほうが、味がよく染みわたって旨くなる。
そのため、釣りやバードウォッチングのように、決まった時間に食事ができない遊びでは、特に重宝なメニューといえる。
炊飯もおまかせ!
もちろん炊飯器ではないので、ポチッとボタンを押すだけでは炊けないが、それは電源設備のないキャンプ場や、サブバッテリーのない乗用車でも、朝と昼、もしくは昼と夜に、暖かいご飯が食べられることを意味する。
ご飯を炊いて保温ができれば、ウニ丼や海鮮丼、あるいは手巻き寿司といった豪華なメニューも車中泊でいただける。
そうなれば、観光客相手の店に並んで食べる必要もなくなる。
サーモス 真空保温調理器 シャトルシェフ 2.8L (3-5人用) クールグレー 調理鍋ふっ素コーティング加工 KBJ-...
ちなみにシャトルシェフは、デザインのマイナーチェンジが多いアイテムだが、機能は昔から変わらない。
クルマ旅で使う場合の容量は、2人~3人でちょうど良く、さほどかさばらない2.8リットル程度がお勧めだ。
サーモスは、この他にも数多くの車中泊に適した製品を開発しているので、そちらもあわせて紹介しておこう。
車中泊では、調理と食事をする場所を変えればいい!
さて。
問題はどこで調理をするかだ。
ご承知の通り、多くの車中泊スポットでは車外でのキャンプ行為を禁止している。
だが、思い出していただきたい。
シャトルシェフは、6時間にわたって64度の保温が効く。
海水浴場や波止場、湖畔、河川敷などには無料でBBQができる場所がある。
また地方には無料のキャンプサイトもあるし、デイキャンプなら1000円以下という施設もある。
そこでご飯を炊くのもよし、カレーやシチューを作るのもよし。
とにかく料理さえ終えてしまえば、こっちのものだ(笑)。
キャンピングカーのように車内にキッチンがないクルマでも、車中泊で「シャトルシェフ」を使うことは不可能じゃない。
むしろ調理に制約があるほうが、この鍋の素晴らしさはよく解る。
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