車中泊キャンプ歴25年の現役のクルマ旅専門家が、夏の車中泊時に厚さ対策として活用している、シェルター&キャンプベッドをご紹介。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊入門ガイド
この記事では、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、既に1000泊を超える車中泊旅行を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、四半世紀に及ぶ経験を元に、日本各地を車中泊でめぐるための「know-how」を紹介しています。
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~ここから本編が始まります。~
ベッドで寝れば、キャンプは快適。

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夏の車中泊の暑さから逃れる秘策
ふだんはキャンピングカーで日本各地を旅している筆者だが、さすがに「真夏」は平地で車中泊をするのを極力避けている。
テントを張らないまでも、「蚊帳」に近いシェルターの中にキャンプベッドを出して寝ると、車中泊とは雲泥の差の涼感が得られることを知っているからだ。
コンパクトで快適なのは「コット」
筆者が長年愛用してきたのは、GIコットと呼ばれるこのタイプ。
GIとはアメリカ陸軍兵士の俗称で、彼らが使用していたミリタリーアイテムを真似て作られたことから、この仕様のコットはどれもがそう呼ばれている。
ただし、特に廉価な製品は組み立て時にチカラが要る。
しかしこの製品は、シートのテンションをマジックテープで調整できるので、女性でも苦労せずに組み立てられる。
いっぽうこちらは、組み立ては多少面倒だが、GIコットよりもチカラは要らない。
バンの床で車中泊をする際も、これを使えば寝心地や底冷えで悩むことはない。
今はさらに軽量化されて、ベストセラーアイテムになっているようだ。
余談になるが…
冬は、薪ストーブに火を入れたシェルターの中にコットを広げて、ウトウト昼寝を貪ることもある。
これがまた心地いい(笑)。
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1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、独自の取材に基づく日本全国の旅先情報を、「クルマで旅する人の目線」からお届けしています。
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