車中泊キャンプ歴25年の現役のクルマ旅専門家が、長年愛用している避難時にも役立つ小さなテントをご紹介。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊入門ガイド
この記事では、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、既に1000泊を超える車中泊旅行を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、四半世紀に及ぶ経験を元に、日本各地を車中泊でめぐるための「know-how」を紹介しています。
~ここから本編が始まります。~
実用性が高いのは、登山用のアルパイン・テント
必要なものが勢揃い! 楽天市場の「車中泊グッズ」大特集小型テントの代表格は「山岳テント」
小型テントの代表格は山岳テントだ。
アルパインテントとも呼ばれ、バックパックに入れて主に山を登る際に使われており、筆者は上高地や立山黒部アルペンルートで使用してきた。
ただ山岳用とはいえ、アウトドアのフィールドでは、ライダーやチャリダー達が平地でもそれを使っている。
また家族4人の時でも、キャンプ場に入ってクルマとテントに別れて寝れば、車中泊で旅をすることも可能だ。
なお、テントは3人用サイズがいい。
というのは、近年は「テント」が「違う場所」でも活用されているからだ。
テントは避難所でプライバシーを守るための”救世主”
プライベート性がなく、ストレスが溜まりやすい集団生活の打開策として、今はテントが避難所で使われるようになってきた。
写真はアウトドアのメーカーが提供してくれたものだが、自前で持っているに越したことはない。
その際には、「中で着替えができるサイズ」の3人用が使いやすい。それでも重量は2キロほどで、徒歩で避難所に行く際にも都合がいい。
テントの2人用は実質的にはソロ用に近く、2人では手狭だ。
いっぽうこちらは屋外での様子。屋外での避難にはこちらのほうがいいと思うが、現実的に利用可能な場所は限られるだろう。
キャンプ初心者でも使える、ワンタッチテント
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なお、「もしもの備え」には、このクラスの商品でもかまわない。
短期間の使用であれば、命を支える山岳用品と違って、ホームセンターで手に入る廉価品でもなんとかなる。
いずれにしても、テントをクルマに常備しておけば、避難所でも駐車場の脇でも、許可さえもらえれば大いに役に立つ。
また人数分のマットもあわせて用意しておけば万全だ。
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このマットは折りたたみ式に比べると、かさばるもののコスパは高く、普段でも花見や公園で使えて便利だ。
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