車中泊で行く、ねぶた祭り

青森ねぶた祭りねぶた祭り
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この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊ならではの旅」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。
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青森県には、見るべき「3つのねぶた祭り」が存在する。

「ラッセー・ラッセー・ラッセーラ!」の掛け声とともに、巨大な時代絵巻の山車(だし)とハネトが目抜き通りを練り歩く、みちのくの真夏の夜の夢…

青森ねぶた祭り 団扇

「青森ねぶた祭」は、毎年8月第1週に青森市の中心街で開催されるが、せっかくなので、まずはその様子を少し動画で紹介しよう。

この「青森ねぶた祭」を知らない・聞いたことがないという日本人は稀だと思うが、青森県のねぶた祭りはひとつだけじゃないということを知る人も、また少ないのではないだろうか。

結論から云えば、「青森ねぶた祭」の厳密な言い方は「青森市ねぶた祭り」であり、残りの見るべき「ねぶた(ねぷた)祭り」とは、「弘前ねぷたまつり」と「五所川原立佞武多(たちねぷた)」を指す。

五所川原立佞武多

電線に一触即発の「五所川原立佞武多(たちねぷた)」。停電や立佞武多の破損を恐れぬ取り回しと、一糸乱れぬ行列の行進に、見物人から大きな歓声が贈られる。

ねぶた祭りの見どころ

弘前ねぷた祭り

「青森県各地に残るねぶた祭り」の見どころは、それぞれが守り続けてきた伝統の「ねぶた」と、おらが町の盛り上がりが一番だぜ!という地元愛、すなわち「パレードの見栄え」にある。

現在の青森県のねぶた祭りは、もはや「青森ねぶた祭」の独壇場ではない。弘前と五所川原が加わり、三つ巴の「お祭り合戦」になっているからこそ面白い。

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満喫するには、3泊4日が必要

となると、全てを見るには三夜が必要。つまり、「ねぶた祭り」を見るだけで3泊4日の旅になるのだが、ツアーのように山形や秋田、宮城といった他府県の「夏祭り」をハシゴするより、その年は「ねぶた一本」にかけて、存分な満足感を得るほうがいいと思う。

そこで、そのための具体的な作戦を紹介しよう。

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車中泊で行く、ねぶた祭り

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車中泊で行く、ねぶた祭り
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