車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、2023年5月現在の「道の駅 日光」の車中泊に関する情報です。
この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
「道の駅 日光」から日光東照宮までは約15キロ。利便性はいいが常に混雑しており、週末は夜間満車の可能性も。
道の駅 日光 DATA
道の駅 日光
〒321-1261
栃木県日光市今市719番地1
☎0288-25-7771
営業時間
観光情報館:9時~17時・年中無休
ニコニコマルシェ(売店):9時~18時・第3火曜定休
「道の駅 日光」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第43回
登録日/2015年4月27日
「道の駅 日光」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2017.10.12
2023.05.25
※「道の駅 日光」での現地調査は2023年5月が最新となります。
道の駅 日光 【目次】
「道の駅 日光」のロケーション
「日光宇都宮道路」の「今市インター」から約2キロのところにある「道の駅 日光」は、日光杉並木の3街道(日光街道・会津西街道・日光例幣使街道)が合流する、日光市今市地区の市街地に、2015年に開業した比較的新しい道の駅だ。
2009年に筆者が車中泊で初めて日光を訪ねた当時は、東照宮に隣接し、夜間も利用できるトイレがある、二荒山神社の大駐車場で泊まることができたのだが、現在は利用時間が決められており、夜間の利用ができなくなっている。
そのため近くに手頃な車中泊スポットがなく、ちょっと行きづらく思えていた日光東照宮だったが、「道の駅 日光」ができたおかげで、その悩みは解消されつつある。
道の駅から日光東照宮までは15キロほど離れているが、有料道路の「日光宇都宮線」(150円)を利用すれば、20分ほどで行くことが可能だ。
ただし裏返せばそれは、のんびり国道を走っていると、”どんどん先を越されて満車になる可能性がある”ことを意味している。
つまり東照宮を参拝するなら、特に帰りは有料道路を使うほうがいい(笑)。
ちなみに…
新型コロナウイルスによるパンデミックが始まる前の、日光東照宮の年間参拝者数は約267万人(2018年)。
もちろん大半は観光バスでやってくる団体客だと思うが、仮に100人にひとりが車中泊客だとすると、その数は2.67万人。
さらに1台のクルマに1.5人が乗っているとすれば、クルマの数は17,800台。
それを365日で割ると、実に1日平均で約49台が「日光山内界隈」で車中泊をしている計算になる。
それに対して「道の駅 日光」の収容台数は、わずか50台ほどしかない。
ということは「道の駅 日光」は毎晩満車という驚くべきデータになるわけだが、これがあながち大袈裟ではないことは、現地に行けば分かると思う。
つまり週末や連休に日光を観光する場合は、あらかじめ代替え車中泊スポットを調べて行かないと、ドツボにハマる可能性があるわけだ。
似たようなことを書いているブロガーもいるが、この話はたとえ数値で示せなくても、道の駅での車中泊経験があれば、誰もが肌で感じるだろう。
だが、”その先の話”まで書けるのがプロというもの(笑)。
そんなわけで、「道の駅 日光」の記事を読み終わったら、ぜひ合わせて次の記事にも目を通していただきたい。この記事の最後にもリンクをつけてあるので、とりあえず今は、どんどん読み進んでいただいてかまわない。
「道の駅 日光」の施設
世界遺産の膝元にありながら、「道の駅 日光」の収容台数は普通車52台と少なめだ。
公式サイトには71台と記されているが、それは夜間閉鎖される第2駐車場込みの数字だろう。ゆえに実質的に車中泊ができるのは、52台からさらに、隣接するコンビニ前の区画を差し引いた45台ほどになる。
そのため、平日の夜間でも7割近くは埋まっているような状況で、データの通りハイシーズンは「激混み」必至になる(笑)。
しかも店が開いている午後3時や4時頃は、まだ一般の利用客が入場するのに列をなしているような状況なので、早めに行ってもそのまま居座れる雰囲気ではない。
ゆえに結論からすると、その時期の週末や連休中は、よほどタイミングが合わない限り、ベテランといえども泊まれない。
筆者はそうならないよう、2度とも平日に車中泊をした。
ちなみに車中泊に利用したい奥のスペースの路面には傾斜があり、駐車場の中央にある10台ほどの区画だけがフラットに近い。
さて。
こちらが「道の駅 日光」のレイアウトだ。
コンビニの横にある24時間トイレ。
もちろん中には、ウォシュレットが完備している。
さらに24時間トイレの横には、観光地の玄関といえる施設らしく、ちゃんとした観光案内所が用意されている。
こちらは地元の特産品が並ぶ「ニコニコマルシェ」の店内。
この日はゲットした地ビールと名物の湯波で、「孤独のグルメ」を楽しんだ(笑)。
なお、「ニコニコマルシェ」の脇の小道を進むと、昔は花街だったといわれる「玉藻小路(たまもこぢ)」が現れる。
人がかろうじてすれ違うことができる路地には、リノベーションされた雑貨のショップやカフェが並び、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しているのだが、残念ながら夜は営業していない。
「道の駅 日光」の車中泊好適度
「道の駅 日光」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:屋外にあるが、夜間は施錠されるため営業時間にのみ利用可能。
缶・ビン・ペットボトル:同上
2017年には駐車場からよく見える位置に置いてあったが、2023年には駐車場からいちばん離れた場所に移動していた。そのため撤去されたと思っていたら、翌朝改めて敷地を一周してみて気がついた。
同じ置くなら、気持ちよく利用しやすいところに置くべきでは?(笑)。
ちなみに、車中泊の旅行中に発生するゴミは「家庭ゴミ」ではない。
しかるに「家庭ゴミの持込み禁止」は地域住民に向けた正しい勧告ではあるが、車中泊の旅行中に発生するゴミは該当しない。
こう説明すれば分かりやすいと思う。
近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。
それを道の駅に駐めたクルマの中で食べると、残った容器がゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、
道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。
すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。
「道の駅 日光」の最寄りの温泉&周辺買い物施設
日光市温泉保養センター かたくりの湯
クルマで約20分
日光市民は大人300円、市民以外は700円
10時~21時(受付最終20時30分)
月曜定休
それにしても2倍以上の格差ってどうよ! 世界遺産なのに、日光市は観光客に優しくないよね。「どーする家康」とはこのことだ(笑)。
コンビニはセブンイレブンが隣接。
スーパーは道を挟んだ向かいに「かましん」があり、徒歩で行ける。
「道の駅 日光」のアクセスマップ
EcoFlow ポータブル電源 RIVER 2 Pro 大容量 768Wh 70分満充電 リン酸鉄リチウムイオン電池 6倍長寿命 高耐...