乗鞍観光センターの無料駐車場は、車中泊できるの・できないの? 2019.8更新

無料駐車場
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊スポットガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。

明記されたルールを守れば、車中泊はOK!

それにしても、ここほど車中泊に関する注意書きの内容がコロコロかわるところも珍しい(笑)。

ただ筆者には、その気持ちが分からないではない。

ゆえにその理由を、「もうこれ以上は乗鞍観光センター寄りの立場からは語れない」という記事にしたためてあるので、まずはそれをこちらからご覧いただきたい(笑)。
読めば、なぜ車中泊は「禁止」ではなく、「ご遠慮ください」になっているかも分かるはずだ。
乗鞍高原の車中泊事情と、7つの車中泊スポットをご紹介。
乗鞍高原の車中泊事情と車中泊スポットを、クルマ旅のプロが分かりやすく解説します。
さて。2019年8月現在、乗鞍観光センターの駐車場では、こちらの看板が使われている。

昨年までの看板に「車中泊はご遠慮ください」が加筆されたが、代わりに「禁止事項」の表記が消えており、これでは花火も調理・炊事も「お願い」の範疇で、「やむなき場合はしてもかまわない」ということになる。

本当にそうなのか?

筆者には、もはやこの施設の管理責任者が「能無し」とか思えなくなってきた(笑)。この程度のことを整理するのに、いったい何年かかっているのだ。

たぶん云いたいのはこういうことだ。

この駐車場は「乗鞍エコーライン」の乗り換え駐車場を兼ねていますので、シャトルバスをご利用にならない方、あるいは乗鞍高原を観光されない方の車中泊による滞在はご遠慮ください。
なお以下に記載した行為は、いかなる場合でも「禁止事項」とさせていただきます。
■花火
■夜間に騒ぐこと
■ゴミの廃棄
■調理・炊事
■外部電源・発電機の使用
■テント・タープ・テーブル等の使用
■衣類等の天日干し

「禁止」と明記できないのは、見た目にはどっなのかが判別できないからだが、要はただの避暑に、この駐車場を使うのはやめてほしい。いや、やめなさい!というのが本音だ。

それで、いいじゃないか。

大半の乗鞍観光センターの利用客はそう思っているし、ベテランたちはとっくに「別の隠れ家」に移っているので、痛くも痒くもない。

困るのは、ネットの書き込みやブログを見て、これまでと同じスタイルの避暑を求めてやってくる「新参者」だけだ。

しかし「乗鞍三名滝めぐり」や「のりくら温泉郷めぐり」を楽しみたい人が、道の駅で車中泊するように、ここで一夜を過ごすことまでは咎めていない。

これが、乗鞍観光センターでの車中泊における実態だ。今年も実際に車中泊をして確かめてきたが、特に注意も何もなかった。

だが… 実はここには「トリック」が隠されている。

ということは、禁止も何も「P-1」にあたる乗鞍観光センター前の駐車場での車中泊は、「実質的に不可能」だ。

つまり結論は、車中泊は「P-1-1」もしくは「P-2」でならOKということ。それが現在の正しいルールになる。

それにしても… 上の表記とマップは連動しておらず、「湯けむり館」は移転して5年が過ぎているにもかかわらず、地図の修正は行われていない。

こういうところを見るかぎり、全ての矛盾を精査した結果かどうかは疑わしく、全幅の信頼は難しい。

さて。こちらがマップの「P-1」に該当する、乗鞍観光センター前の駐車場。

エコーラインが開放される夏は、御来光バスが未明から運行するため、続々と登山客・観光客がやってくる。

その人達のために、駐車スペースを空けておきたいというのはよくわかるし、理にも適っている。

車中泊OKの「P-2」は、乗鞍スーパー林道の入口手前にあり、カフェ&レストラン「アルム」の向かいになる。

敷地にトイレはないが、「P-1」のトイレまで歩いて行けるので心配は無用だ。芝生の公園と隣接しており、むしろこちらのほうが居心地はいい。

未舗装でフリーのキャンプサイトのような「P-1-1」。筆者は一度ここに誘導されたことがあるが、地面が土なので涼しく居心地も悪くなかった。

ただ、ここが開放されるのはどうやら夏の最盛期だけで、利用時間の看板に「P-1-1」と記載しているが、地図には載っていないうえに、スタッフに聞いても「P-1-1」がどこだかわからない。

もう、それってど~よ!(笑)。

なお筆者の経験上、よほどのハイシーズン以外は「P-1」を、表示通り「夜間閉鎖」にしてはいない。
そのあたりは「臨機応変に」ということだろう。杓子定規に突っ込まれたら、施設側も取り締まりをやらざるを得なくなり、WinWinの関係が崩れる(笑)。

繰り返しになるが、これまでの事象から云えるのは、「何が何でも、車中泊客を締め出そう」というスタンスではないということだ。

つまり掲示板に書かれたルールを守りさえすれば、現状維持は保てる。

なお、最寄りの温泉は歩いて行ける、市営の日帰り温泉「湯けむり館」だ。

ちなみに乗鞍観光センターのバスチケット売り場の窓口には、この100円割引券がおいてある。

道の駅風穴の里にも置いてあったので、自由にもらってもいいはずだ。それならもっと分かりやすいところに置けばいい。「こういう正直者がバカを見るやり方」にも疑問を感じざるをえない…

またスーパーとコインランドリーについては、先ほどの記事の中で紹介している。乗鞍高原にはコンビニもなく、ゴミは廃棄できるところまで持ち運ぶ必要がある。
乗鞍高原の車中泊事情と、7つの車中泊スポットをご紹介。
乗鞍高原の車中泊事情と車中泊スポットを、クルマ旅のプロが分かりやすく解説します。
グーグルナビに早変わり!
スマートフォンでご覧の方は、「拡大地図を表示」の文字をタップし、続けて画面下の経路をタップ、さらに画面上の「出発地を入力」の欄をタップして「現在地」を選択し、一番下の開始をタップすれば、画面がそのままグーグルナビに切り替わります。

クルマで旅する、乗鞍高原&乗鞍岳
クルマで旅する、乗鞍高原&乗鞍岳
クルマ旅のプロが、車中泊で旅する乗鞍高原と乗鞍岳の正確な情報をお届けします。
「乗鞍スカイライン」と「乗鞍エコーライン」、どっちがお勧め?
「乗鞍スカイライン」と「乗鞍エコーライン」、どっちがお勧め?
ともに乗鞍畳平に向かう、乗鞍スカイラインと乗鞍エコーラインの違いを解説しています。
夏の乗鞍岳の楽しみ方
夏の乗鞍岳の楽しみ方
夏の乗鞍岳でみられる高山植物・ライチョウそして景色の紹介を含めたトレッキングのガイドです。
超詳細! 乗鞍三名滝(名瀑)めぐりのアクセス&見学・撮影ガイド
超詳細! 乗鞍三名滝(名瀑)めぐりのアクセス&見学・撮影ガイド
乗鞍三名滝の詳しいアクセスと、見どころ・見方のアドバイスをご紹介します。
「乗鞍高原温泉」と「のりくら温泉」は別物?
「乗鞍高原温泉」と「のりくら温泉」は別物?
乗鞍高原にある「乗鞍高原温泉」と「のりくら温泉郷」の違いを詳しく解説しています。
乗鞍高原の車中泊事情と、7つの車中泊スポットをご紹介。
乗鞍高原の車中泊事情と、7つの車中泊スポットをご紹介。
乗鞍高原の車中泊事情と車中泊スポットを、クルマ旅のプロが分かりやすく解説します。
タイトルとURLをコピーしました