「クルマ旅のプロ」がお届けする車中泊温泉旅行ガイド
「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、10年以上かけてめぐってきた全国の温泉地を、「車中泊旅行者の目線」から再評価。車中泊事情や温泉情緒、さらに観光・グルメにいたる「各温泉地の魅力」を、主観を交えてご紹介します。
「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、10年以上かけてめぐってきた全国の温泉地を、「車中泊旅行者の目線」から再評価。車中泊事情や温泉情緒、さらに観光・グルメにいたる「各温泉地の魅力」を、主観を交えてご紹介します。
失敗しないための、車中泊温泉旅行ガイド
クルマ旅のプロがまとめた、北海道から九州まで車中泊で出かけたい全国の温泉地ガイドの決定版。
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「せせらぎの湯」は、知ってなければ見つけられない。
この小さな温泉は、幹線道路から見えない場所にあるため、偶然見つかることはまずあり得ない。
しかし存在さえ知っていれば、意外に分かりやすい場所にある。
アクセス
県道84号沿いに建つ日帰り温泉施設「湯けむり館」の前の歩道を、反対車線側のバス停「コロナ観測所」付近まで歩き、谷側に下る細い砂利道を見つけたら50メートルほど進む。
そこでようやく「せせらぎの湯」の屋根が見えるはずだ。
筆者がこの秘湯を「発見」したのは、たまたま肩にタオルを掛けた軽装のおじさんが、この小道を降りていくのを見かけ、何かあるのかな?と思い、後をついていったのがきっかけだった。
なお、コロナ観察所のバス停付近にクルマを停めることは禁じられている。
乗鞍観光センターの無料駐車場から歩いても10分ほどなので、このようなルール違反になることは控えよう。
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もし初めてなら、無料ながら男女別の更衣室と湯船が用意され、白濁した硫黄泉に湯の花が舞うワイルドな温泉に、きっと感激するに違いない。
源泉温度は46.4℃となっているが、湯殿はむしろぬるめ。よく見ると加温用に入口付近にボイラ室と燃料タンクがあるのがわかる。
もちろんカランやシャワーはなく、洗い場をいれても浴槽に入れるのは3人がちょうどだろう。
乗鞍高原&乗鞍岳 車中泊旅行ガイド
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