山梨県の郷土料理 ほうとう

ほうとう老舗・有名店・行列店
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この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。

武田信玄ゆかり?

ほうとう

「ほうとう」は、季節の野菜と鶏肉や豚肉を、幅広の生麺とともに味噌で煮込む山梨県のソウルフードだ。

2007年には「ご当地ふるさとの味」として、農林水産省から「農山漁村の郷土料理百選」のひとつに選ばれている。

山中湖周辺では吉田うどんも有名だが、冬のほうとうは、旬を迎える白菜、大根などの冬野菜にカボチャや里芋、さらにキノコが加わり、いっそう味わい深くなるという。

道の駅富士吉田

ちなみに「ほうとう」は、うどんやきしめんと違って、小麦粉を練る時に、食塩をまったく加えない。

そのためコシのないモチモチした食感の麺になるが、下湯でせずに生の状態から煮込むので、麺からでんぷん質が溶けでて、とろみのあるスープに仕上がる。

スープに麺がよく絡み、複雑で深みのある味わいを醸し出す秘密はそこにある。

川中島古戦場

「ほうとう」のルーツに関する説は幾つかあるようだが、信憑性を感じるのは、武田信玄が川中島の合戦の折りに考え出した陣中食という説や、同じく武田信玄が、凶作続きで農民が苦しんでいるのを見て考え出したという説など、甲州が生んだ英雄がらみの話である(笑)。

地元では、「不動」と「小作」が双璧

不動のほうとう

ほうとう不動

老舗だけあって、「ほうとうメニュー」は1種類だけとこだわっている。

しかもこのボリュームで1100円はお値打ちで、地元の人からも高い支持を受けているようだ。

想像通り、味はさっぱりしていた。こってり味では、これだけの量を食べるのはたいへんだ。それでも、やはり中高年には多いと思う。

案の定、満腹になる前に飽きてしまった(笑)。

馬刺し

「ほうとう」よりも不動で光ったのは「馬刺し」。みごとな霜降りで、こちらも1100円とリーズナブル。

不動はランチより夜のほうがいいかもしれない。「ほうとう」は夫婦でひとつで十分だと思う。

ほうとう 不動

ほうとう不動 オフィシャルサイト
※写真は河口湖南店

甲州ほうとう 小作

ほうとう 小作

「甲州ほうとう小作」は山梨県内に10店舗展開しているローカルチェーン店だが、「不動」との一番の違いは、ほうとうメニューの多さにある。

小作 かぼちゃほうとう

写真は「小作」で一番人気の高い、「ほうとうの基本」とも云われる「かぼちゃほうとう」1200円。

「観光客仕様」かもしれないが、スープは寒冷地らしい濃い味わいで、太くて平べったい麺からは、いかにも「ほうとう」という雰囲気が感じられる。

さらにボリュームも、女性が完食できる量に抑えてあることからして、「小作」は観光客の主流であろう、若い女性を強く意識している気がした。

ランチに食べるなら、中高年もこちらがいい。

小作 オフィシャルサイト

山中湖に近いのはここ。

甲州ほうとう 小作

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