この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。

際立つ富士山眺望を誇る山中湖パノラマ台は、空気の澄んだ早春と晩秋がオススメ。

山中湖パノラマ台【目次】
山中湖パノラマ台のロケーション

山中湖は、富士五湖の中でも富士山をさまざまなアングルから撮れることから、風景写真愛好家に人気がある。

特に厳冬期は、湖畔からでも結氷した山中湖絡みの雄大な景観が見られるため、それを楽しみに筆者は幾度となく足を運んでいるのだが、とりわけお気に入りのスポットが、これから紹介する「山中湖パノラマ台」だ。

「山中湖パノラマ台」は、山中湖湖畔から県道730号線を登った、4つめのヘアピンカーブの頂点にある小さな展望地。

撮影できるアングルは限られているが、左に富士山、右に山中湖を配するロケーションは、季節や時間が異なれば、まさに「一期一会」の絶景となる。
この写真は11月22日に撮影したものだが、空気が澄む晩秋には、山中湖の向こうに、くっきりと南アルプスの山々が見える日がある。

こちらは違う年の11月16日に撮影した写真で、山中湖の雲海が消えゆく瞬間に到着したため、刻々と姿を表す湖面を見ることができた。

いっぽうこちらは春まだ浅い3月1日に撮影した写真で、山中湖は半分凍っている。

望遠レンズで撮影した結氷部分。
ここはレンズのバリエーションがあるほど楽しくなる。
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もうひとつの絶景スポット 三国峠

そもそも「山中湖パノラマ台」にはクルマがないと行けないのだが、湖畔から登ってくる人が大半なため、県道730号線をあと2.3分登ったところにある、この「特等席」を知らない人は多い。

「三国峠」を下る時に見える景観は、パノラマ台に勝るとも劣らない絶景なので、ぜひ足を伸ばしていただきたい。
しかも朝は、ほとんど「貸し切り」だ(笑)。
駐車場と車中泊事情

筆者のおかげ… も多少はあると思うが(笑)、今ではすっかりメジャーになった「山中湖パノラマ台」の駐車場は7.8台が限度で、写真のように雪があれば、さらに停められる台数は少なくなる。
トイレがあるので車中泊は不可能ではないが、ここでは遠慮するのがエチケット。
まして日が昇ってからも、数少ない駐車場を独占使用するなんていうのは「大人の恥」でしかない。
朝日が撮れるのなら、まだ分からぬでもないが、パノラマ台からは夕景しか撮影できない。
どうしても近くで泊まりたいのなら、湖畔の「長池親水公園」の無料駐車場のほうがまだいいだろう。
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