【2022年10月更新】
車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、山中湖の「RVパーク 甲州市勝沼ぶどうの丘」の車中泊に関する記述です。
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
「RVパーク 甲州市勝沼ぶどうの丘」は、日本屈指の呼び声高いグルメなRVパーク
RVパーク 甲州市勝沼ぶどうの丘【目次】
「RVパーク 甲州市勝沼ぶどうの丘」のロケーション
山梨県の土地勘に疎い関西人でも、「勝沼」がワインで有名な町であることくらいは知っているが、実際に足を運んでみると、原料となるぶどう畑のスケールの大きさに驚かされる。
「フルーツとワインの都」と称され、ぶどう作り1300年、ワイン造り130年の歴史を誇る「勝沼(甲州市)」には、ぜひ本格的な収穫が始まる初秋に足を運んでみたい。
「RVパーク 甲州市勝沼ぶどうの丘」の施設
その「勝沼」にRVパークがあるというので、「ほったらかし温泉」のついでに寄ってみた。「ほったらかし温泉」から「RVパーク 甲州市勝沼ぶどうの丘」までは、わずか13キロ・クルマで30分ほどしかかからない。
正直云って、ここでは予想をはるかに上回る「いい裏切り」に遭った。
RVパークと云えば、道の駅の一画にある電源だけが取り柄みたいな、とかく殺風景なところが多いのだが、「RVパーク 甲州市勝沼ぶどうの丘」はまるで違う別世界だ。
この開放感に、電源と水道が完備されて、1泊税込み2200円!
しかも坂を少し歩いて登れば温泉がある。
もちろんワイナリーでは試飲もできるし、ここで好きなワインを買って、サイトに持ち帰って飲むことも可能だ。
RVパークは車外で食事はできないものの、チーズやナッツ程度のつまみとともに、オープンエアのもとで、ワインを飲むくらいのことは許される。
さらに8月下旬から10月初旬の収穫シーズンに行けば、もぎたてのフレッシュなぶどうを口にすることもできる。
こうなると、いくら「笛吹川フルーツ公園」が無料でも心は揺らぐ。特に車内で食事が食べられるキャンピングカーほど、そうなるだろう。
だが、「RVパーク 甲州市勝沼ぶどうの丘」を利用するのは必ずしも簡単ではない。
まずひとつは、収容台数がたったの4台しかないこと。この記事は時間の問題で知れ渡ると思うので(笑)、そうなると収穫シーズンの土曜日の予約は、今よりもっと至難の業になるだろう。
もうひとつは導入路。
RVパークに辿り着くには、この細い道を通らなければならないのだが、マイクロバスは通行不可と明記されている。
取材で訪れた日はクレアが泊まっていたので、5.2メートルまでのキャブコンは行けるようだが、それがマックスなのかもしれない。
「RVパーク 甲州市勝沼ぶどうの丘」の車中泊好適度
「RVパーク 甲州市勝沼ぶどうの丘」の温泉&周辺買い物施設
天空の湯
大人760円
8時〜22時(受付最終21時)・年中無休
コンビニ
セブン・イレブンまで約3キロ。
スーパーマーケット
「グディーズナカヤ 勝沼店」まで約2キロ。
「RVパーク 甲州市勝沼ぶどうの丘」のアクセスマップ