この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
「道の駅 十文字」は、老舗の「横手やきそば」が食べられるグルメな道の駅。
道の駅 十文字 車中泊好適度チェック!【目次】
1.「道の駅 十文字」のロケーション
「道の駅 十文字」は、B1グランプリで名を馳せた横手市にある、賑わいに満ちた道の駅だ。
東北地方を下道で旅する際に、国道13号で天童温泉がある山形県の中心部から、角館さらには田沢湖、乳頭温泉を目指すルート上にあり、秋田県を代表する車中泊スポットと云っても過言ではないだろう。
ご当地グルメの「横手やきそば」についても、ここで少し詳しく触れておこう。
2.「道の駅 十文字」の施設
まず、さきほど紹介した「福龍」の「横手やきそば」は、マップ左のレストランブースで食べられる。
駅舎はご覧のようなレイアウトで、以前はファミリーマートだったコンビニは、2020年8月に訪ねた時にはセブン・イレブンに代わっていた。
売店は品揃えが豊富というか、とにかくモノが溢れんばかりに並んでいる。それゆえ活気を感じるのだろう。
お土産品とは関係のなさそうな日用雑貨。道の駅をよくまわっている人には、こういう商品のほうが興味深いのでは。
駐車場は概ねフラットで駅舎の正面が普通車、南側に大型車用が配置されている。
大型車と離れるほど静かなのは当然だが、ここではトイレに近くなるという利点もある。
加えて可燃物のゴミ箱もちゃんと完備している。
日帰り温泉やスーパーなども近くに揃っており、総合的に見て、クルマ旅の車中泊スポットとして高い適性を有しているのは間違いない。
もし山形方面から角館にアクセスするのなら、翌日多少距離は残るが大仙市にある「道の駅なかせん」よりも、前泊にはこの道の駅のほうがお勧めだ。
3.「道の駅 十文字」の車中泊好適度チェック!
道の駅 十文字 公式サイト
4.「道の駅 十文字」の最寄りの温泉&周辺買い物施設
ときめき交流センター ゆっぷる
☎0182-25-3801
おとな460円(3時間以上690円)
3月~12月は6時~21時(それ以外は7時~21時)・第3水曜定休
コンビニ
敷地内にセブン・イレブンがある。ただし営業は6時~21時30分まで。
スーパーマーケット
「マックスバリュ十文字南店」まで約1.5キロ。