この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。

「道の駅 たまつくり」は、霞ヶ浦の湖畔にある道の駅
道の駅 たまつくり【目次】
1.「道の駅 たまつくり」のロケーション
「道の駅 たまつくり」は国道354号の道の駅で、霞ヶ浦大橋のすぐ袂にある。道の駅と霞ヶ浦の湖畔は通じており、クルマを置いたままペットの散歩ができる環境だ。
筆者は水戸を観光する前日に泊まったのだが、一度目は雨、二度目は驚くほどの強風に苛まれ、残念ながら周辺を詳しく見るには至っていない。
霞ヶ浦は、勝手知ったる琵琶湖についで日本で二番目に大きい湖だけに、探せばたぶん面白い車中泊スポットがあるようにも思うのだが、それは次回以降のお楽しみ… もっとも、また来る機会があるかどうかは分からない(笑)。


2.「道の駅 たまつくり」の施設概要・レイアウト
「道の駅 たまつくり」は、隣に「霞ヶ浦ふれあいランド」を併設している。
霞ヶ浦ふれあいランド
「地球・命・水」、「霞ヶ浦」などをテーマにした水の科学館・資料館及び、高さ59.7メートルの虹の塔・玉のミュージアムからなる親水公園を備えた施設で入場料は大人600円、小人300円。
霞ヶ浦が見渡せそうな虹の塔には行ってみたかったが、取材で訪ねた時はコロナ禍により臨時休館。とことん縁がない(笑)。
2-1.「道の駅 たまつくり」の駐車場
「道の駅 たまつくり」の駐車場は、スクエア状でほぼ平坦だ。
物産館側にトラッククレーンがあるので、反対側のトイレに近い筆者のハイエースが停っているところが、この道の駅のベスト車中泊スポットになる。
2-2.「道の駅 たまつくり」の売店・レストラン
「道の駅 たまつくり」のメインの施設は、写真の行方(なめかた)市観光物産館だが、2001年オープンの道の駅だけに多少古めかしさが漂っている。
霞ヶ浦といえば、昔から川魚を使った加工品が特産物で、わかさぎや川えびの佃煮は定番商品だが、ここでは鯉を甘辛い醤油ダレで煮詰めた「うま煮」が人気のようだ。
奥にあるフードコートでは、霞ヶ浦で獲れるナマズをベースにした「行方バーガー」も販売している。
2-3.「道の駅 たまつくり」の休憩室ほか
こちらは駐車場を挟んで「行方市観光物産館」の反対側に位置する24時間トイレと情報休憩室。
築年数が20年になるので、気になって中を調べてみたら、ちゃんとウォシュレットに改修されていた。
可燃物のゴミ箱がちゃんと置かれているのもありがたい。
3.「道の駅 たまつくり」の車中泊好適度チェック!
北浦温泉 北浦荘
道の駅から約14キロ・20分
☎0291-35-2821
大人420円
10時~21時・月曜定休
コンビニ
ローソンとファミリーマートまで約1.5キロ
スーパーマーケット
約2キロのところに「ベイシア玉造店」がある。