この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。

バラ園を併設する「道の駅 めぬま」は、忍城と血洗島の観光に適した道の駅
道の駅 めぬま【目次】
「道の駅 めぬま」のロケーション
「道の駅 めぬま」は、熊谷市北部の利根川にほど近い国道407号に面する施設で、行田市にある映画「のぼうの城」の舞台となった「忍城」から、約15キロ・20分ほどのところにある。

「道の駅 めぬま」の施設
「道の駅 めぬま」は広大なバラ園の中にある道の駅で、例年5月中旬から6月上旬、秋は10月中旬から11月下旬に見頃を迎える。
さすがにその時期の日中は混雑気味で、薔薇見物が目的でない人は近づかないほうがいいかもしれない。ただ駐車場には100台の収容台数があるので、夜は満車になることはまずないだろう。
駐車場は極めて平坦で寝るには支障はないのだが、トイレの近くは大型車と普通車の駐車位置が近いため、運が悪いとエンジン音に苛まれる。ここは念の為に耳栓を用意しておいたほうが良さそうだ。
トイレは洋式だが、ウォシュレットはなし。
近くの「道の駅 はなぞの」と「道の駅 かわもと」も周ったが、いずれも同じで、埼玉県の道の駅は関東の他県に比べると、改修が遅れている気がした。
広々とした休憩室。コロナ禍であるとはいえ、パンフレットの少なさにはちょっとびっくり(笑)。
こちらが駅舎。
中は1階が売店で、2階はレストランと「にっぽん女性第1号資料ギャラリー」になっているらしい。
レストランのメニューは庶民的でリーズナブル。やっぱり道の駅はこういう値段でないと利用しづらい。
ちなみに「にっぽん女性第1号資料ギャラリー」は、熊谷市(旧妻沼町)出身で、日本公許登録女医第1号となった荻野吟子にちなんで、津田梅子、平塚らいてう、美空ひばり、向井千秋など、各分野において第1号の偉業を成し遂げた女性30名をパネルで展示しているとのこと。
だが2階はレストランだけかと思って、スルーしちまった。
残念。念願だった「忍城」と「血洗島」を訪ねたことで、十中八九、もうここに来ることはないと思う。
それにしても… やっぱり埼玉は「さいたま」だった。関東人の気持ちが分かった気がする。
「道の駅 めぬま」の車中泊好適度チェック!
「道の駅 めぬま」の最寄りの温泉&買物施設
熊谷天然温泉 花湯スパリゾート
※道の駅から約10キロ・15分ほど
☎048-501-1126
おとな 平日750円・土·日·祝·特定日850円
10時 ~ 23時(受付最終22時30分)・不定休
コンビニ
約850メートルのところにファミリーマートがある。
スーパー
「フードマーケットカスミ妻沼店」まで約2キロ。
「道の駅 めぬま」のアクセスマップ
日本全国 道の駅・車中泊好適度チェック!


車中泊でクルマ旅 総合案内
クルマ旅を愉しむための車中泊入門

この記事がよく読まれています。




