【2022年11月更新】
車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、「道の駅 花かげの郷まきおか」の車中泊に関する記述です。
この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
「道の駅 花かげの郷まきおか」は、「ほったらかし温泉」から一番近い道の駅
道の駅 花かげの郷まきおか DATA
道の駅 花かげの郷まきおか
〒404-0012
山梨県山梨市牧丘町室伏2120
☎0553-35-4780
営業時間
9時~17時30分・水曜定休
「道の駅 花かげの郷まきおか」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第15回
登録日/1999年8月27日
「道の駅 花かげの郷まきおか」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2020.10.07
※「道の駅 花かげの郷まきおか」での現地調査は2020年10月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2022年11月に更新しています。
道の駅 花かげの郷まきおか【目次】
「道の駅 花かげの郷まきおか」のロケーション
「道の駅 花かげの郷まきおか」は、富士山と甲府盆地の絶景で有名な「ほったらかし温泉」から、約12キロ・20分ほどのところにある。
「ほったらかし温泉」に最寄りの車中泊スポットは、2キロほどのところにある「笛吹川フルーツ公園」だが、旅人の中には泊まり慣れた道の駅での車中泊のほうが安心できる人もいると思うので、あわせて紹介しておこう。
「道の駅 花かげの郷まきおか」の施設
「道の駅 花かげの郷まきおか」は1999年にオープンした道の駅で、外観も店内も、今時の道の駅に比べると明らかに古びているし、設計も古風だ。
その典型がトイレ。
最近の道の駅はバリアフリーを考慮し、駐車場と同じ高さの場所に設けてあるのが普通だが、ここは駅舎とともに駐車場から階段を登った高台にある。
そして残念ながら、ウォシュレットも用意されていなかった。
だが難点と云えるのはそのくらいで、あとは「真面目さ」「実直さ」が伝わってくるアットホームな道の駅で、むしろ車中泊にはお勧めの部類だ。
なんと駅舎の中の一等地が休憩スペース(苦笑)。
大型トラックの駐車場は、乗用車から離れたところにレイアウトされている。
道路の向かいには郷土料理「ほうとう」の店と、コンビニがある。
ただこの道の駅に行くなら、ぶどうの季節がいい。
粒の大きさと数で値段は変わると思うが、勝沼周辺の直売所やスーパーと比べても、「道の駅 花かげの郷まきおか」の安さは際立っていた。
「道の駅 花かげの郷まきおか」の車中泊好適度
「道の駅 花かげの郷まきおか」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:建物の入口にあり、24時間利用可能。
缶・ビン・ペットボトル:同上
車中泊の旅行中に発生するゴミは「家庭ゴミ」ではない。
しかるに「家庭ゴミの持込み禁止」は地域住民に向けた正しい勧告ではあるが、車中泊の旅行中に発生するゴミは該当しない。
こう説明すれば分かりやすいと思う。
近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。
それを道の駅に駐めたクルマの中で食べると、残った容器がゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、
道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。
すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。
「道の駅 花かげの郷まきおか」の最寄りの温泉&周辺買物施設
花かげの湯
☎0553-35-4126
おとな510円(3時間以内)
4月~10月:午前10時~午後9時
11月~3月:午前10時~午後8時30分
受付最終は閉館の1時間前
毎週月曜日定休
コンビニ
道路の向かいにデイリーヤマザキがある。
スーパーマーケット
約7キロのところに「いちやまマート 塩山店」がある。