25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、南房にある道の駅&車中泊ができる無料駐車場に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
~ここから本編が始まります。~
南房総屈指の絶景スポット「野島崎」と、その周辺にある6つの車中泊スポットを詳しくレポート。
南房総の車中泊ができる道の駅&無料駐車場
4.RVパーク併設の「道の駅 白浜野島崎」は、電源が使いたい人にお勧め

1.「野島崎」は、房総半島・最南端の地
野島崎は房総半島・最南端に位置する岬で、南房総国定公園の中の景勝地。ランドマークの野島埼灯台は、観音埼灯台に次いで、わが国2番目に点灯された歴史を持つ。
一帯は白浜野島崎公園として整備されており、約20分で一周りすることが可能だ。
灯台周辺は太平洋の荒波が砕け散る岩礁地帯で、釣り人も多く、5~9月頃にかけては、海女によるアワビ、テングサ漁も行われる。
先端にある小高い岩礁の上に設置されたベンチに座ると、視界が海と空だけの絶景となり、朝日と夕日に加え、夜空にかかる天の川まで見られるスポットとして、カップルたちに人気があるようだ。
2.野島崎周辺のベスト車中泊スポットは「磯笛公園」
2021年3月現在、野島崎付近には3ヶ所の無料駐車場が用意されているのだが、車中泊に好適なのは、少し離れた海岸沿いにある「磯笛公園」だ。
3.道の駅では「ちくら潮風王国」がイチオシ
同じく2021年3月現在、野島崎付近には「道の駅 南房パラダイス」と「道の駅 白浜野島崎」、そして「道の駅 ちくら潮風王国」3ヶ所の道の駅がある。
その中の「道の駅 白浜野島崎」は、RVパークを併設しているので後述しているが、特に電源を必要としない車中泊の旅人で、普段から道の駅を主な宿泊地にしている人には、飲食を含めた総合力の面から、「道の駅 ちくら潮風王国」をお勧めしている。
両者とも詳細記事を用意しているので、読み比べていただければ幸いだ。
4.RVパーク併設の「道の駅 白浜野島崎」は、電源が使いたい人にお勧め
野島崎から1.5キロほど西寄りの田園地帯にある「道の駅 白浜野島崎」は、敷地の一画にRVパークを併設しており、「RVパーク南房総・白浜」の名でも紹介されている。
ただし規模が小さく、物販飲食施設も乏しいため、道の駅としては今ひとつ。ここは電源が最大の魅力といえるだろう。
5.その他の無料駐車場
この2つ以外では、以下の2つの無料駐車場が挙げられる。
なお、いずれも近い場所にあるので、日帰り温泉や周辺の買い物施設については、前述した車中泊スポットの記載を参考にしていただきたい。
5-1.白浜野島崎園地 無料駐車場
国道410号に面した、まさに野島崎の入口部分にある駐車場で、車窓からでもすぐに分かる場所にある。
そのため休日の日中は混雑するが、夕方以降は満車になることはなさそうだ。
多少は国道を通るクルマの走行音が響くだろうが、ここは周辺に食事処が何軒もあるので、外食派には便利だと思う。
24時間使える公衆トイレは、野島崎の入口に近い側の端にある。
ちなみに男子トイレの個室は和式だったが、ペーパーもちゃんと管理され、清掃も行き届いていた。
5-2.野島崎公園 無料駐車場
野島崎を少し勝浦方面に通り過ぎたところにある、広大な平面駐車場。よほどのことがない限り、ここが夜間も満車になる心配はないと思う。
トイレは野島崎寄りの一番端っこに用意されている。つまり、このあたりがベスト車中泊スポットになるのだろう。
ウォシュレットまではないが、こちらは洋式の便座。公衆トイレにそれを望む人は、ぜひ奮発して「ふるさと納税」を(爆)。
なお、勝浦方面側の奥の駐車スペースにある、このガラス張りの建物は休憩施設で、中にトイレはない。
6.「野島崎」のアクセスマップ
EcoFlow ポータブル電源 RIVER 2 Pro 大容量 768Wh 70分満充電 リン酸鉄リチウムイオン電池 6倍長寿命 高耐...
房総半島 車中泊旅行ガイド
車中泊でクルマ旅 総合案内
クルマ旅を愉しむための車中泊入門

この記事がよく読まれています。




