「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊ならではの旅」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊ならではの旅」という観点から作成しています。
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クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。
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計画なしで何とかなるほど、北海道は甘くない。
土地勘がない上に、想像を遥かに上回る広さの北海道に、何の計画もないまま初めて旅に出るのは、いくら車中泊に慣れ親しんだ人でも無謀というもの。
10日や2週間では、おそらくほとんど移動しないまま終わるか、逆に駆け足で北海道を駆け抜けてしまう公算が高い。
そうならないためには、まず目的地を定め、そこをどういうルートで結んで、フェリーターミナルから往復するかを考える必要がある。
しかしそれはルート設計の話であって、満足に通じる計画に仕立てるには、まだ数多くの肉付けが必要だ。
たとえば、いくら世界自然遺産の中を走る知床横断道路でも、真昼にエゾジカの姿を見ることは滅多にない。
もし事前にその習性を知っていれば、誰もが朝か夕方にそこを通ることを考える。この授乳シーンは、それに子育ての時期を加味した結果の産物。つまり「必然の可能性に運が重なった結果」だ。
これは2009年に初めて取材で北海道を旅した時のヒトコマ。
出発前にスケジュールを組み上げ、それに日別の細かな取材先を盛り込んだ撮影計画を1週間かけて作成。さらに現地で観光案内所や道の駅を訪ねて、それに修正を加えながら3週間かけて全道を周った。
遊びでそこまでする必要はないと思うが、プロの旅行計画がいかなるものかを知っていただき、エッセンスを真似ていただければ幸いだ。
この2冊の著書は、それを10年間にわたって繰り返した結果の賜物だが、現在は「完売御礼」につき、プレミア価格になっている。
買っていただくというより、読者コメントをご覧いただきたいので、あえて掲載することにした。
筆者が家族で北海道を旅した当時には、こういう本がなかったがために、どれだけ苦労したかをベースに作ったのだから、売れたのは本当に嬉しかった。
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北海道・車中泊旅 デビューガイド
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