「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊ならではの旅」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊ならではの旅」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。
スポンサード・リンク
北海道の車中泊旅行に、いちばんお勧めの時期は7月
場所にもよるが、北海道の気候を測る大まかな目安は、春夏なら本州から30~50日を差し引いた頃、逆に秋冬はその日数を加えたものと考えれば把握しやすい。
つまり北海道の7月初旬の陽気は、本州の梅雨入り前の爽やかな時期ということになる。
新緑に加えて、富良野や美瑛ではジャガイモの花とラベンダーが咲き始め、広大な農場は日増しに輝きを増していく。
「北海道らしさ」には様々な観点があるが、旬を迎えた富良野と美瑛の光景は、その筆頭とも呼べるものだろう。
逆に6月初旬の北海道はまだ夜の冷え込みが強く、FFヒーターのないミニバンなどでの車中泊では、真冬の防寒装備がないと厳しい日もある。
また、梅雨前線が北上して本州の梅雨が開ける頃、北海道の天候は崩れがちになり、特に7月下旬から8月初旬の根室や釧路は、ぐずついた天気が続きやすい。
いっぽう、最近は7月下旬からお盆までは30度を超える日が多くなってきた。
道南から道央エリアと旭川周辺はその傾向が強いので、この時期に行くなら本州同様に真夏の服装が必要だ。
総じて、盛夏に過ごしやすいのは紋別以北のオホーツク沿岸、すなわち道北エリアといえるだろう。
Next Page
タイトルとURLをコピーしました