「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊ならではの旅」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊ならではの旅」という観点から作成しています。
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クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。
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日本一早い大雪山の紅葉を見たら、帰路につく
10月の声を聞くと、峠の凍結や積雪情報のニュースが流れる北海道では、9月までが夏タイヤで滞在できる期間になる。
すなわちロングステイのフィーナーレを飾るのは、やはり大雪山の紅葉になるだろう。
本州では、標高2000メートルを越す乗鞍高原の畳平や、北アルプスの涸沢、あるいは東北の裏磐梯あたりの紅葉が10月初旬から始まるが、北海道の大雪山はさらに早い9月の中旬から色づいてくる。
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さて。大雪山の有名な紅葉スポットは3ヶ所ある。
その中で、もっとも行きやすいのが写真の旭岳の自然探勝路で、ロープウェイで簡単にアクセスすることができる。
こちらは銀泉台。名前はよく聞くと思うが、紅葉シーズンはシャトルバスでのアクセスになる。
筆者のイチオシは、この大雪高原の沼巡りコースだ。
こちらもハイシーズンのピーク時は通行規制が行われるが、比較的早い時期に解除され、マイカーでのアクセスが可能になる。
またシャトルバスの運行期間中なら、日帰りで銀泉台まで縦走してくることも可能だ。
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ところで。北海道では湿地でも紅葉が見られることをご存知だろうか。
写真は網走に近い能取湖(のとろこ)の卯原内(うばらない)に群生するサンゴ草で、こちらも9月中旬に紅葉のピークを迎える。
道東に滞在して9月半ばに大雪山に向かう人は、その道中にあたる場所なので、ぜひ立ち寄ってみていただきたい。
最後に、9月に楽しめる北海道ならではのコンテンツとして、カラフトマスの遡上を紹介しよう。
カラフトマスはこの時期になれば道内各地の川に遡上してくるが、筆者イチオシの観察場所は知床半島の遠音別(おんねべつ)川だ。
ここでは海からまさに遡上しようとする姿を目の当たりにすることができる。
ただし、サケは10月以降でないと本格的には遡上してこない。
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