この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。

電源はないが、利便性と快適さで選ぶならココ。
利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ~に」【目次】
利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ~に」 最寄りの温泉と買い物施設
利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ~に」のロケーション
稚内と利尻島間を結ぶハートランドフェリーが発着する鴛泊港から、わずか2キロ足らずのところにある利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ~に」は、利便性と快適さで選ぶなら、文句なしに利尻島でいちばんのキャンプ場といえる。
利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ~に」の前の道路をさらに登っていくと、利尻山登山道の入口があり、道路と並行したハイキングコースが整備されている。
またキャンプ場のすぐ下にはサイクリングロードが設けられており、針葉樹林の中を通って、姫沼のほうへ抜けられる。
ただしキャンプサイトからは、利尻山の山頂付近しか見えない。
利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ~に」の設備
利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ~に」の設備は、コテージ&バンガローと、利尻山の登山客を対象にしたテントサイトで構成されており、原則としてオートキャンプはできない。
例外的にオートキャンプができるのは、この駐車場1ヶ所だけ。
あとはクルマの横付けができず、少し離れたテントサイトにシェルターを張ることになるが、駐車場からの距離はせいぜい20~30メートルほどだ。
炊事棟は掃除が行き届いており、トイレはもちろん水洗。
サイト料金は大人ひとり1泊520円とすこぶるリーズナブルなうえに、ゴミもきちんと処分できるので、ロングステイにも適している。
ただし電源はない。
利尻島で電源サイトがあるのは、利尻山登山口にある利尻北麓野営場のオートサイトだけだ。
【正式名称】
利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ~に」
〒097-0101 北海道利尻郡利尻富士町鴛泊栄町
☎0163-82-2166
【サイト数】
テントサイト 約30張り(フリーの草地)
【営業期間】
5月1日~10月31日
【料金】
入村料大人ひとり520円
【フィールド】
林に囲まれた段々状の草地
チェックイン 14-19時
チェックアウト 翌7-10時まで
【ペット】
同伴不可
利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ~に」 最寄りの温泉と買い物施設
敷地を出た道路の向かいに、日帰り温泉の「利尻富士温泉」があり、サイトからは歩いて行ける。

利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ~に」 アクセスマップ
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