「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊スポットガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。
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サケ漁が始まるまでの「期限付き」
ここは水揚げされたサケの加工場として作られた羅臼漁協管轄の施設。つまり漁師たちの「好意」で、観光客に使わない時期の利用を認めてくれている。
対岸から見えるので、昼間はここで釣りをする人も多い。
新しい施設だけに、トイレも綺麗でよく清掃されている。建物は二階建てなので、好天時はそちらで車中泊をすれば作業の邪魔になることはない。
ただし使えるのはサケ漁が始まるまでの期間で、9月以降は二階も含めて全て利用できなくなる。
ここをあえて紹介しているのは、「道の駅 知床らうす」が満車であぶれ、本州ナンバーの旅人がヒグマが出没する恐れのある無料駐車場で車中泊をしている姿をよく見かけるからにほかならない。
ゆえに、いざという時の場所として覚えておいていただきたい。
なお、ここには毎朝犬の散歩に漁師がやってくる。そのためペットがらみのトラブルが生じた経緯があるのだが、本来は車中泊に利用すべき場所ではないのが明白なだけに、利用時は多方面への気遣いが必要だ。
【車中泊好適度】
1.駐車場の平坦度=ほぼ平坦 ○
2.ゴミ箱の有無=なし ✕
3.入浴施設までの距離=約3キロ △
4.飲食・物販施設の営業時間=なし ✕
5.コンビニ・スーパーまでの距離=ウトロ市街まで約1キロ ○