北海道に20回以上の車中泊旅行を重ねてきた、車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、2023年8月現在の「道の駅 みなとま〜れ寿都」の車中泊に関する情報です。
この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。


「道の駅 みなとま〜れ寿都」は、ウニが安くて美味しいグルメな旅人にお勧めの道の駅
「道の駅 みなとま〜れ寿都」 DATA
道の駅みなとま〜れ寿都
048-0404
北海道寿都郡寿都町字大磯町29-1
☎0136-62-2550
営業時間
情報プラザ :9時~18時・無休
農産物直売所
4月下旬~10月:8時30分~18時
11月~4月下旬:9時~17時
「道の駅 みなとま〜れ寿都」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第26回
登録日/2008年4月17日
「道の駅 みなとま〜れ寿都」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2018.07.26
2020.08.05
※「道の駅 みなとま〜れ寿都」での現地調査は2020年8月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2023年8月に更新しています。
道の駅 みなとま〜れ寿都【目次】
「道の駅 みなとま~れ寿都」のロケーション
北海道南部の日本海側にある有名な景勝地と云えば、積丹半島の神威岬(かむいみさき)になるのだが、ここへ来た人は再び同じ道を辿って小樽方面に戻るか、そのまま南下して岩内まで進むことになる。
問題はその先だ。
岩内からは国道276号でニセコに出られるが、次は寿都まで進まないと内浦湾に出るのが難しい。
「道の駅 いわない」から「道の駅 みなとま〜れ寿都」までは約42キロ・1時間だが、ここは思案のしどころだろう。
ただ、積丹半島でウニ丼の値段を見て腰が引けた人は、寿都まで足を運んで見る価値があるかもしれない(笑)。
隣接する「すっつ浜直市場」では、こんな贅沢な海鮮が待っている。
「道の駅 みなとま~れ寿都」の施設
「この道の駅の駐車場が、もう少し広かったらなぁ~!」。
そう感じた人は少なくないと思う。
駐車場はご覧の通り、北海道にしてはあり得ないほど小さい(笑)。
しかも港に向かって傾斜があるため、車中泊がしやすいフラットな場所は「猫の額」ほど。
駐車台数36台というのは、トイレから遠い臨時駐車場込みの数字だろう。
だが、漁協直営の直売所「すっつ浜直市場」が隣接する「道の駅みなとま〜れ寿都」は、「パっと見」では気づかない魅力と裏技を秘めている。
実は「すっつ浜直市場」の無料駐車場は24時間開いており、閉店後も利用できる。
ただし風の強い日があるのでご用心。ここは夏でもクルマが揺れるほど吹くので、そういう日は建物を風よけにできる場所を選ぼう。
車中泊に安心と安全を期すのなら、内陸に約23キロ・30分ほど入った「道の駅 くろまつない」のほうがいい。
さて。
「道の駅みなとま〜れ寿都」は、小ぶりながら居心地は良さそうだ。
館内はゆとりが感じられるように配慮されたテーブル席が設けられ、周辺観光情報を紹介するスペースも広い。
こちらは港側のバルコニー。
駐車場に通じる階段の横にも、テラス席とベンチが用意されており、天気の良い日は爽快な気分を味わうことができる。
「道の駅 みなとま~れ寿都」には、食堂や野菜直売所のような「世俗的空間」は見当たらない。
かわりに、いかにも漁業の町らしい土産品と、「船澗弁当(ふなまべんとう)」や「寿都ホッケめし」といったユニークな軽食が揃っている。
これは筆者がめざとく見つけた、寿都牡蠣のオリーブオイル漬け(冷凍)。
まさか、こんなところでイタリアンに巡りあえるとは思わなかった(笑)。
「道の駅 みなとま~れ寿都」車中泊好適度
「道の駅 みなとま〜れ寿都」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:館内のデッキテラスとの手入口前に設置。営業時間中のみ利用可能
缶・ビン・ペットボトル:同上
ちなみに、車中泊の旅行中に発生するゴミは「家庭ゴミ」ではない。
しかるに「家庭ゴミの持込み禁止」は地域住民に向けた正しい勧告ではあるが、車中泊の旅行中に発生するゴミは該当しない。
こう説明すれば分かりやすいと思う。
近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。
それを道の駅に駐めたクルマの中で食べると、残った容器がゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、
道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。
すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を記載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。
「道の駅 みなとま~れ寿都」最寄りの温泉&周辺買い物施設
寿都温泉ゆべつの湯
「道の駅 みなとま~れ寿都」から約7キロ
☎0136-64-5211
おとな600円
10時30分~21時
第一月曜定休
ここは「ニセコ湯めぐりパス」が使える。
コンビニ
「セイコーマート寿都店」まで約1キロ。
周辺に大きなスーパーマーケットは見当たらない。
「道の駅 みなとま~れ寿都」アクセスマップ
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