秋の北海道車中泊クルマ旅 定山渓・千歳・鵡川/2012.10❶

豊平峡車中泊旅行日記
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、原稿作成のためのメモ代わりに書き残してきた「忘備録」をリライトしたものです。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。
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秋に行きたい定山渓・豊平峡と、シシャモの鵡川(むかわ)

北海道に行く人の中でも、さすがに10月の紅葉期まで滞在する人は数少ない。これまでに12回北海道をクルマで周っている筆者でも、わずかに一度その経験があるだけだ。

そこで今回は、秋の北海道を数回に分けてレポートしよう。

写真は定山渓温泉。ここは本当に秋の景観が素晴らしい。 北海道の紅葉は赤というより黄色がメインだ。むしろそれが日本の山の本来の姿なのだろう。

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さて。何もいわずにポンとこの写真を見せたら、大半の人はアルペンルートの黒部ダムと思うかもしれない。

豊平峡ダム

紅葉に染まる大きなダムは、定山渓温泉から少し標高を登った豊平峡にある。豊平峡温泉とダムまでのトロリーバスの乗車券セットが発売されており、秋の道央では一番のメジャースポットと呼んでも過言ではあるまい。

自動サケ捕獲機インデアン水車

次は千歳の道の駅に隣接する「サケのふるさと館」。ここも秋に訪ねたい名所のひとつで、この時期は隣の千歳川で、自動サケ捕獲機インデアン水車が、実際に稼働する様子を無料で見ることができる。

また館内に入れば千歳川を泳ぐサケの姿をガラス越しに見ることができる。写真は水槽ではなく本当の川の様子で、海から戻ってきた野生のサケを、こんなかたちでリアルに眺められるのは面白い。

800円と料金は少し高いような気もするが、10月だけは特別。ここのサケはまだ傷ついていないので本当にキレイだった。

シシャモの握り

最後は秋の北海道の珍味とされる、鵡川のシシャモの握り。 旬を迎える名物を求めて、道の駅・むかわ四季の館へ行こう。

隣接の温泉はHOの無料クーポンがたぶん使えるので、浮いた温泉代を夕食に回すといい。さっぱりしているが脂がしっかりのったお勧めの逸品だ。ナマはまず本州では食べられないだろう。

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