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熊野詣の湯垢離場(ゆごりば) 「湯の峰温泉 」/和歌山県・熊野本宮温泉郷

「つぼ湯」の紹介ページで記した通り、湯の峰温泉がこれほど世間から脚光を浴びるようになった理由が、2004年に世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素として、公衆浴場の「つぼ湯」が認定されたことにあるのは間違いない。

ただ湯の峰温泉は、それ以前から近畿地方の温泉ファンや、歌舞伎ファンなどの間では「ちょっと知られた秘湯」だった。

その理由がこちら。小栗判官の物語は、浄瑠璃や歌舞伎、最近ではスーパー歌舞伎、さらには宝塚歌劇団のミュージカルや、映画「蘇りの血」の題材になるなど、今なお人気は健在で、「知る人ぞ知る」ものらしい(笑)。

ストーリーは以下のサイトで確認を。

熊野信仰と小栗判官伝説

ポイントは、毒を飲まされ餓鬼の姿になった小栗判官が、照手姫や熊野詣の人々に助けられ、つぼ湯で四十九日の湯治をしたところ、もとの姿に甦ったという一説。要は、「死者が蘇るほど霊験豊かな秘湯」であるということだろう。

だが、その話も「開湯(かいとう)1800年」という話も、現実的には信じがたい。

熊野本宮観光協会の公式サイトには、

開湯1800年。
日本最古の湯として愛される湯の峰温泉は、今も昔ながらの温泉情緒を残し、湯の町の風情を感じる事が出来ます。

と書かれているが、西暦1800年に開湯されたのなら19世紀になるので、冒頭の「4世紀ころに発見」とは根本的につじつまが合わないし、今から1800年前なら「3世紀の初頭」、まだ日本が邪馬台国だった時代になる。

ということは、どう解釈しても矛盾している(笑)。

もしかしたら温泉の「開湯」と「発見」は別物か? そう思って調べたら、ウィキペディアには、「開湯伝説(かいとうでんせつ)とは、温泉が発見された由来に関する言い伝え・伝説。と記されていた。なんだ、やっぱり同じじゃないか(笑)。

今、湯の峰温泉に関して多くの人が知りたいのは、これまで紹介した「嘘とも真ともわからないような伝説の話」ではなく、湯の峰温泉の「つぼ湯」が世界遺産に登録されるに至った「史実のウンチク」だと思う。

なぜなら、あのユネスコがきちんと調査もせずに世界遺産と認めるわけはなく、そこには何か驚くような理由があるのではないか? あえるとしたら、それは泉質に起因するのか、あるいは何か他に理由があるのか…

「熊野詣の湯垢離場(ゆごりば)」と題する以上、湯の峰温泉はその期待にそう「ワクワクするような答え」を用意すべきではあるまいか。

そのヒントが記されたページがここにある。

熊野信仰 熊野本宮観光協会

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