「クルマ旅のプロ」がお届けする車中泊温泉旅行ガイド
「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、10年以上かけてめぐってきた全国の温泉地を、「車中泊旅行者の目線」から再評価。車中泊事情や温泉情緒、さらに観光・グルメにいたる「各温泉地の魅力」を、主観を交えてご紹介します。

「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、10年以上かけてめぐってきた全国の温泉地を、「車中泊旅行者の目線」から再評価。車中泊事情や温泉情緒、さらに観光・グルメにいたる「各温泉地の魅力」を、主観を交えてご紹介します。

失敗しないための、車中泊温泉旅行ガイド
クルマ旅のプロがまとめた、北海道から九州まで車中泊で出かけたい全国の温泉地ガイドの決定版。
金谷旅館自慢の日本一の総檜大浴場は、なんと「混浴」だった。
蓮台寺温泉の近くにある「金谷旅館」は、大政奉還が行われた1867年(慶応3年)創業の、150年以上続く老舗の温泉旅館だ。
まさに「日本開国の舞台」下田で、旅の疲れを癒やす場所に相応しい。
なまこ壁をあしらった玄関からは老舗の風格が香る。
金谷旅館は「秘湯の提灯」を掲げた温泉宿グループとは違い、日帰り客にも、分け隔てなく丁寧な応対をしてくれる(笑)。
筆者はこれまで3度ここに足を運んでいるが、ただ温泉がいいというだけで、150年も続く旅館はないはずだ。
その極みは「おもてなし」の精神にあると感じた。

出典:金谷旅館
こちらが噂の千人風呂。
2002年(平成14年)の改装で、浴槽の古い板が真新しい檜に張替えられ、壁や天井に至る「日本一の総檜大浴場」となった。
女湯「万葉の湯」から「千人風呂」へ続く扉もあり、混浴も可能になっている。
また一番奥にある木戸を開けると木の階段があり、その先にこじんまりとした露天風呂がある。
泉質は弱アルカリ性単純温泉。
自家源泉を惜しみなくかけ流しにしているが、千人風呂は熱めからぬる湯まで場所によって温度を違えてあり、好みの湯加減が楽しめるよう計られている。
入浴料は1000円と高めだが、温泉が好きなら、間違いなくそれ以上の満足感が得られるはずだ。
ここには時間に余裕を持ってでかけたい。
2000坪あるという敷地の奥には、広い駐車場が用意されている。
金谷旅館オフィシャルサイト
☎0558-22-0325
大人1,000円 9時~22時(受付~21時)
※平日の午前中利用は要問合せ

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