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車中泊禁止の「あかんだな駐車場」は、奥飛騨温泉郷の恥

車中泊
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この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
https://kurumatabi.net/2019/05/19/inagaki_book/

北アルプス登山客に対する配慮が欠落。

あかんだな駐車場には、上高地行きのバスターミナルがある。

上高地には、ランドマークの河童橋周辺を散策する日帰り観光客だけでなく、北アルプスの穂高連峰や槍ヶ岳への登山を目指す人も訪れる。

ということは、ハイシーズンの連休には深夜の2時や3時に日本各地から利用者がやってくるのは当然だ。

にもかかわらず、駐車場のゲートが夕方7時を超えると翌朝3時30分までクローズドされるというのは、「空いた口が塞がらない」。

東海北陸自動車道の全線開通により、吹田インターから上高地へのアクセスは、長野自動車道の松本インター経由より60キロ以上短くなった。おかげで仕事から帰って出発しても、なんとか日付が変わる頃には平湯に到着できる。

だが、登山客が利用する公共駐車場が、よもや夜間閉鎖されているとは、誰も思わないに違いない。

ゆえに到着後、えええっ!と絶句する(笑)。また本来の車中泊とは、こういうケースで利用する宿泊手段なのに、それまで禁止するとは何事だ!

徹夜も辞さずに、憧れの北アルプスを目指してやってくる登山客を何だと思っているのだろう。安全に登山ができるための配慮として、運転疲れを癒やす「ほんのささやかなサービス」とも思えることすらできない、鈍感で自分たち本位で不勉強。ここは国立公園利用者向けの市営駐車場としては「最低」極まりなく、まさに奥飛騨温泉郷の恥だ。

もう少し、「車中泊禁止」について言及しておこう。

想像するに「禁止したい事項」とは、上記の「乗鞍観光センターに置かれた看板」に記されていることなのだろう。

であれば、車中泊を全面禁止しなくても、同じ看板を立てて時折監視にくればいい。日中には何人も係員がいるようだが、セルフゲートなのだからひとりでいれば十分だ。

夜間にも人が訪れる観光地である以上、それを前提にした人員配置をしていないほうがおかしい。民間ではありえない話だし、乗鞍でも尾瀬でも、もっと云えば一山越えた沢渡エリアでも、そんな傲慢な駐車場運営はしていない。

しかも問題は、それが10年以上改善されることなく続いていることだ。

旅館宿泊客・団体ツアー客偏重主義の体質は、裏返せば「インバンウンドのカモ」。政権が変われば、きっと何軒もの旅館が消えて失くなる。

老婆心ながら、奥飛騨温泉郷が北海道の「洞爺湖温泉」のようになってしまわないうちに、「乗鞍高原」や「沢渡エリア」を見習って、1日でも早くルールを改め、日本人の本当に旅が好きな人々を大事にしたほうがいい。

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