道の駅上平「旬菜工房 いわな」の絶品! 岩魚の握り寿司

富山県の有名店
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「岩魚の握り寿司」は、理に適った和食らしいメニュー

富山県の道の駅上平に、珍しい岩魚の握りを食べさせてくれる店がある。

渓流釣りをする人間にとっては当たり前だが、淡水魚は寄生虫に対する注意が必要で、基本的には生食を控え、火を通すか数日間冷凍にしてから刺身にするほうがいいというのが「定説」だ。

ここではおそらく衛生管理された養殖の岩魚を使っているのだろうが、暖簾をくぐったきっかけは、あえてその掟を破り、堂々と捌きたてのイワナの刺身を食わせてくれる店が道の駅にある… ということに強い関心を抱き、その自信のわけに触れてみたいと思ったからだ。

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かつては幻の魚と呼ばれ、その珍しさゆえに付加価値が付き、アマゴ(山女)や鮎より美味しい魚だと言わんばかりの人が少なくないが、実際に食べ比べれば、そうではないことが誰にでもわかる。

筆者の中では、3種の中で一番味が分からない魚がイワナ(笑)。 

そもそもイワナの身は、質の良い油を蓄えた淡白な味で、どちらかといえば「無味」に近い。ゆえに焼く時も塩が皮にべったりとついているくらいがウマい。

機会があれば見てほしいのだが、山深い旅館で出されるイワナの塩焼きは、真っ白いくらい塩がまぶされている。

しかしよく考えてみると… そうであるなら、単なる刺身で食べるよりは、酢飯のアシストがある握りの方が美味く感じるのは道理だ。

しかも殺菌力のある酢を使うことで安全性も高くなる。 

つまり、このイワナの握りはパフォーマンスではなく、むしろ「理」に適ったメニューで、「当店自慢」の表記に偽りなしの逸品ともいえる。

握り7貫980円。手間を考えると値段的も妥当な線と思われる。そして何よりうまい!

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