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伊勢神宮周辺の市営駐車場と、その車中泊事情

車中泊
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊スポットガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。

内宮の参道「おはらい町」を歩きたいのなら、伊勢市営宇治第1~6駐車場へ

ご承知の通り、伊勢神宮には「外宮」と「内宮」があり、両者は5キロほど離れている。

まず、外宮にはトイレ付きの広い無料駐車場があるのだが、そこにクルマを置いて内宮まで歩くのはかなりハードだ。

また、外宮の駐車場は参拝時間が終了すると閉鎖されるため、車中泊はできない。

次はメインの内宮に近い市営駐車場についてだが、ここにも3つの重要な要件がある。そのひとつは「誘導」だ。

正月や節句の時期に、人と同じ時間にやって来くれば、路上で係員に五十鈴川公園の「臨時駐車場」へと誘導される。

宇治浦田の交差点は渋滞で身動きがとれず、クルマは言われるがままにしか動けない。そうなってしまえば、この先を読む意味がなくなる(笑)。

次は料金と利用時間。2012年から伊勢市営駐車場は完全有料化が実施されており、車中泊にお金がかかるようになった。

また通常時は午後7時でゲートは閉鎖となり、入場はできなくなる(退場は24時間可能)。

ただし年末年始については、年越しの参拝者のために、料金は同じで、24時間出入りができるようにするとのこと。

以上のことを踏まえた上で、以下のガイダンスへと進もう。

おはらい町を歩くなら、伊勢市営宇治第1~6駐車場が◎

内宮の市営駐車場は、内宮前のAゾーンと、宇治浦田街路広場周辺のBゾーンに分かれて点在しているが、最近の伊勢市オフィシャルサイトでは、宇治浦田街路広場駐車場を伊勢市営宇治第1~6駐車場と表記している

市外から来る参拝者にとっては実にややこしい話だが、両者は同じだ。

写真のマップは無料当時のもので、そこに記憶をたどって現在のナンバーリングをしておいた。B4とB3については有料化した際に、当時とレイアウトを変えているのかもしれないが、ほぼこれで概要はつかめると思う。

さて。伊勢神宮に来た目的が参拝だけというのであれば、境内に近いAゾーンのA1・A2駐車場がトイレに近く便利でいい。

前日の午後7時前なら停めることができると思うが、朝は早くから満車になる。

またA1.A2は、Bゾーンを合わせた全ての市営駐車場で一番ゲートの幅が広く、キャブコンのキャンピングカーに適している。

このゲートが通れないとなれば、いよいよA3の観光バス用駐車場しかなくなるが、料金は3000円と大幅にアップする。

内宮の膝元なので、「おはらい町」以外に店はないが、幸いにも「おはらい町」の中に24時間営業のファミリーマートがあるので、飲食物が欲しい時はそこへ行くといい。

今度はBゾーンの説明をしよう。

駐車場のまわりに、赤福の支店と食事処、さらにコンビニのサークルKと観光案内所から交番まで揃っているのが、Bゾーンの伊勢市営宇治第1~4駐車場だ。

悩ましいのは、B1~B4の広場エリアには高さ制限があり、2.4メートル以上の車両が利用できないこと。

ハイルーフにソーラーパネルを載せた筆者のハイエースがギリギリ通れる程度なので、キャブコンはもちろん、容量の大きなルーフボックスを載せているミニバンでも苦しそうだ。

ただし写真のB1は他に比べてゲートの幅が広く、屋根を迂回して出入りができるかもしれない。

さて。ここから地下道の「内宮おかげ参道」をくぐると、おはらい町のスタート地点に出られる。

おはらい町とおかげ横丁は、内宮の門前町を見事に整備した江戸町風のお土産&飲食街で、筆者が知る上では、高山や妻籠宿よりも遥かにエキサイティングだ。伊勢に来てここを歩かないのはもったいない…

さて。Bゾーンには1~4の広場エリアに加え、さらに両岸で約1000台を収容できる河川敷のB5.B6がある。

B5は精算機の屋根が出っ張っていないので、高さはキャンピングカーでも大丈夫だと思うが、幅が狭いので車種によっては無理かもしれない。

対岸のB6にはその心配はないようだが、トイレがない。年末年始は仮設トイレが用意されるというが、普段はクルマのトイレを使うしかあるまい。

最後に「お風呂」の話を。

伊勢神宮周辺に温泉はないが、スーパー銭湯の「伊勢・船江温泉 みたすの湯 0596-29-4126」がある。

料金は週末おとな700円と高めだが、中には人口の高濃度炭酸泉の湯船もあって悪くはない。隣には大きなスーパーもある。

伊勢神宮で車中泊をする日は、先に他を観光しておき、伊勢に入ったら外宮を参拝して、入浴後夕方遅くに内宮に到着するのが、一番ロスのない方法だ。

こういった諸事情を最初から知っていれば、どんなクルマでも車中泊のやりようは見つかるはずだ。さすがに年末年始の初詣は薦めないが、普段の休日の早朝は実に清々しく参拝ができるだけに、ぜひ車中泊の強みを伊勢神宮で活かしていただきたい。

駐車場のマップと最新の料金はこちらを参照

利用料金
7:00-17:00 入庫後1時間迄無料、2時間迄¥500以降30分毎¥100
17:00-7:00 入庫後1時間迄無料、2時間迄¥100以降30分毎¥100

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