この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。

「河津七滝駐車場」は、河津七滝めぐりと河津桜まつりの時に使える広々とした車中泊スポット
河津七滝駐車場【目次】
河津七滝駐車場のロケーション
「河津七滝(かわづななだる)」は、河津川を流れ落ちる7つの滝の総称で、川沿いに全長850mの遊歩道が整備されており、片道約1時間でめぐることができる名勝だ。
その遊歩道の玄関口にある町営施設の「河津七滝観光センター」には、土産物を売る売店と食堂、そして広い無料駐車場を有している。
河津桜まつりの会場からは、国道414号を7キロほど山側に進んだところになる。
2021年11月更新
行ってびっくり! なんと観光センターの建物が消え失せていた。
調べてみると、「耐震強度不足のために2019年に閉店後、2020年に解体された」というTwitterの記事が見つかった。
幸いにも変わったのはそれだけのようだが、個人の施設ではないのだから「カラスの勝手でしょ」とはいかないわけで、観光センターだけに河津町が公式に発表するのが常識では(笑)。
以下は当初のままの記事になる。
「河津七滝駐車場」へのアクセスは、ループ橋の手前にある上の表示に従って脇道に入る。暗くなってからだと見逃しやすいので注意が必要だ。
この景色が見えたら「通り過ぎている」ので引き返そう(笑)。
なお、国道から河津七滝駐車場に行く途中にも、写真の無料駐車場があるが、こちらにはトイレがない。
河津七滝駐車場の設備
「河津七滝駐車場」は「尾ヶ崎ウイング」と同じく、夜桜まで見たい人の車中泊スポットとしてお勧めだが、静かなのは明らかにこちらで、収容台数も多い。
敷地は広いが全体的に緩やかな傾斜があるため、車中泊に適しているのは、写真奥のトイレ付近だろう。
トイレはきれいに管理されている。便座は洋式だがウォシュレットはない。
敷地の奥に立つ「だるま茶屋」。
メニューはそばとうどんが中心で、ざるそばは850円。わさび丼がプラス450円でセットにできる。
☎0558-36-8937
11時45分~15時
なお、食堂は「河津七滝駐車場」から1段降りた道路沿いにも何件かある。
河津七滝駐車場の最寄りの温泉と周辺買物施設
最寄りの日帰り入浴ができる施設は七滝温泉ホテル。ただし宿泊施設の場合は、日によって日帰り利用ができない場合がある。
七滝温泉ホテル
☎0558-35-7311
時間:8:00~21:00(閉館)
定休日:不定休
入浴料 大人1000円、小人700円
料金は「踊り子温泉会館」と変わらないので、利用できない日は河津桜まつりの帰りに済ませてくる手もあるし、少し手前の湯ヶ野温泉には「伊豆の踊り子」の作者、川端康成ゆかりの温泉宿もある。
なお食材は、河津駅近くのスーパーマーケットAokiで買うことができる。
河津七滝駐車場のアクセスマップ
河津桜まつり 車中泊旅行ガイド
東伊豆 車中泊旅行ガイド
伊豆半島 車中泊旅行ガイド


車中泊でクルマ旅 総合案内
クルマ旅を愉しむための車中泊入門

この記事がよく読まれています。




